5年目迎えたジェネシス、GV80など新車でグローバル地位強化に拍車

[5年目迎えたジェネシス、GV80など新車でグローバル地位強化に拍車]



現代(ヒョンデ)自動車のプレミアムブランド「ジェネシス」が自社初のスポーツ・ユーティリティー・ビークル(SUV)「GV80」の発売などで、今年のグローバル地位を一層強固にする。

ジェネシスはGV80の発売を皮切りに、来年まで新規SUV 1種と電気自動車1種を追加し、ラインナップを従来のセダン3種から2倍に拡大する。 これを通じて躍進している国内と北米市場でのシェア拡大に力を入れるという戦略だ。

ジェネシスは15日、京畿道高陽市のキンテクス第1展示場で、「GV80の新車発表会や試乗会」を開き、新車の本格的な販売に突入する。

新車は2016年、ジェネシスの発足後、初めて披露するSUVとして発売前から大きな注目を集めてきた。 同日、韓国を皮切りに、今夏米国など主要市場に進出し、停滞しているグローバル自動車市場の活力素になるものと期待される。

一応現在まで明らかになったGV80に対する評価は友好的だ。 先立って、ジェネシスは1日、GV80のデザインを初めて公開したことがある。 「ダイナミックな優雅さ」と「大型SUV特有のカリスマ」を適切に溶け込ませたという評価だ。

実際、前面デザインは盾の形の「クレストグリル」ほか4つのクアッドランプを通じてジェネシスのオリジナリティを強調した。 側面部は柔らかいラインと強烈なラインを交差させ、劇的な対比を演出した。 後面部は装飾的な要素を最大限排除し、すっきりしたイメージを強調し、プレミアムSUVにふさわしい繊細な高級感を表現した。

内装デザインは強靭さと品格を生かすと同時に、「余白の美」を強調した。 数多くの先端技術を適用したにもかかわらず、運転手は楽に運転にだけ集中できるようにした。 シートの高さと主操作部、ひじ掛け部分は高く演出し、全体的に下に見下ろすような「コマンドコントロール」の配置を実現した。

最先端技術も車両の随所に溶け込ませた。 側面衝突時、頭部の負傷を防止するため、前席センターサイドエアバッグを初めて適用した。 このほかにも世界最高水準の能動型安全技術と次世代高速道路走行補助技術を多く搭載し、さらに進歩した自律走行環境を具現した。

ジェネシスはG70、G80、G90三つのラインアップで、昨年米国市場で前年比105.9%成長という成果を出している。 ジェネシスはGV80など新規のSUVを中心に今年のブランド成長に力を結集させるという計画だ。

ジェネシスの関係者は"2016年に初めて自動車市場に進出し、ディーラー網の拡大などでプレミアムブランドとして立地を固めてきた"、"今年、顧客の好みに合う多様な車種の発売で、グローバル市場で影響力が一層強化されるだろう"と話した。
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