ルノーサムスン自動車、6ヵ月ぶりに再び「スト危機」…労組、賛否投票に突入

[ルノーサムスン自動車、6ヵ月ぶりに再び「スト危機」…労組、賛否投票に突入]



ルノーサムスン自動車労組が10日、スト賛否投票に突入する。

ルノーサムスン自動車の労組は昨年にも賃金団体交渉をめぐってストを繰り広げた末に、今年6月に劇的に妥結し、共栄宣言文まで発表したが、再び6ヵ月ぶりにストの危機を迎えることになったのだ。

賛否投票で50%以上の賛成でストが可決されれば、労組は代議員大会を開き、ストの水準とストの時期などを定めることになる。

先立って、会社側は9日午前、同争議行為の調停を釜山地方労働委員会ではなく、中央労働委員会で処理してほしいと要請し、行政訴訟を提起した。

会社はルノーサムスン車の事業所が釜山工場のほかにも全国にある営業店や器興研究所など全国にあるため、中央労働委員会が管轄すべきだと主張した。

しかし、釜山地方労働委員会が会社側の要求を受け入れず、調整中止の決定を下したことで、ルノーサムスン車の労組は合法的にスト権を認められた。

ただ、会社側が提起した行政訴訟の結果がまだ残っているため、実際のスト突入までは手続きが遅れる可能性もある。

ルノーサムスン自動車の労組は今年9月から会社側と賃金や団体協約交渉を行ってきたが、基本給引き上げなどに合意できず、先月28日、労組が交渉の終了を宣言し、争議行為調停を申請した。
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