下半期には輸出大丈夫たと言っていた政府・・・結局「早くて来年初めにプラス」修正

  • 10カ月連続減少・4カ月連続二桁のマイナス…対日輸出-5.9%

  • 半導体・油化単価の下落影響…米中紛争に対米・対中輸出の不振

[資料=産業通商資源部]


韓国の輸出実績が10カ月連続減少した。最近4カ月は二桁に減少した。政府は今年の輸出と関連して上低下高の流れを公言してきたが、予想は完全に崩れた。ついに政府は、半導体・油化単価の下落と米中貿易紛争に伴う対米・対中輸出不振を理由に、早くても来年初めに輸出が増えると見通しを修正した。

産業通商資源部は1日、9月の輸出額が447億1000万ドルを記録、前年同月比11.7%減少したと暫定集計されたと明らかにした。輸出は昨年12月-1.7%を皮切りに、10カ月連続の減少を続けた。2015年1月~2016年7月まで19カ月連続減少した後、最長期間の減少傾向だ。

今年、上低下高の輸出の流れを予想していた政府の予想は完全に外れた。下半期に入ってむしろ輸出実績はさらに悪くなった。6月に-13.8%、7月に- 11%、8月に-13.8%に続き、4カ月連続二桁の減少だ。

産業部のパク・テソン貿易投資室長は「米中貿易の紛争激化、日本輸出など対外環境の悪化、昨年の基底効果、半導体Dラム単価下落の継続などで9月の輸出が減少した」と説明した。

地域別に対中国輸出は21.8%、米国の輸出は2.2%減少した。世界の景気を率いる米国・中国・ドイツの景気低迷が長引き、韓国をはじめとする世界主要国の輸出も減少傾向であることが産業部の分析だ。

対韓国輸出規制措置で貿易紛争が生じている日本への9月の輸出は、前年同期比5.9%減少した。下げ幅は前月の-6.6%より減った。9月の対日輸入は8.6%減少し、前月の-8.2%より下落幅がやや拡大された。

日本の輸出規制が行われた7〜9月の対日輸出は4.1%、輸入は8.4%減少した。これは今年に入って月平均の水準だ。貿易収支も毎月の赤字規模(10億〜20億ドル)と似ており、日本の輸出規制が韓国輸出入に及ぼす影響は微々たるものと分析された。

パク室長は「3つの品目が韓国の対日輸入の全体に占める割合が小さく、総輸出入の観点から見れば影響が限定的だ」とし、「割合が小さくても、半導体工程では核心的な材料であり、ない場合、製造工程に問題が発生するため、生産に支障をきたすので、個別企業レベルでは深刻な要因だ」と述べた。
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