崔泰源SK会長"社会的価値、貨幣に換算して管理する"…測定システムの稼働

[崔泰源SK会長"社会的価値、貨幣に換算して管理する"…測定システムの稼働]



SKが経済的価値と社会的価値を統合し、貨幣に換算して管理する。 企業の社会的責任と役割を作り出すのに動機を与えるためだ。

21日、SKは経済的価値と社会的価値を同時に追求する「ダブルボトムライン(DBL:Double Bottom Line)経営」の土台となる社会的価値測定システムを構築し、本格的な運営に入ったと明らかにした。 DBL(Double Bottom Line)経営は営業利益など企業が生み出した経済的価値を財務諸表に示すよう、同期間の社会的価値の創出成果を貨幣に換算して管理するのだ。

崔泰源(チェ・テウォン)会長は"社会的価値を測定するのは目標を決めて足りない部分を改善する意志があるということ"とし、"システムが完璧ではなくてもいったん始めることが重要だ"と測定結果の公表を促した。

関係社は測定した社会的価値は大きく3つの分野に分けられる。 ▲経済間接貢献成果(企業活動を通じて経済に間接的に寄与する価値) ▲ビジネス社会成果(製品・サービスの開発、生産、販売を通じて発生した社会的価値) ▲社会貢献社会成果(地域社会共同体に対する社会貢献活動として生み出した価値)などである。

詳細に経済間接寄与成果の測定項目は雇用、配当、納税などだ。 ビジネス社会成果は環境、社会、ガバナンス部門を測定する。 社会貢献社会成果の測定項目は企業の社会的責任(CSR)プログラム、寄付、構成員のボランティア関連実績を測定する。

SKは毎年、社会的価値測定結果を公開し、関係会社別の経営KPI(核心評価指標)に50%を反映する方針だ。 従来のKPI基準をそのまま維持するものの、割合を50%に減らし、社会的価値(SV)の評価項目を反映する。 SVの評価は戦略課題30%、SV測定値10%、安全・環境・保健10%で構成される。

これまでグローバル化学企業のBASFなど一部の国内外の企業が各自の方式で社会的価値を測定・公表してきたが、製品・サービス関連の社会的価値まで測定できるシステムを構築したのはSKが初めてだ。

このため、SKは2017年から外部専門家たちとの共同研究、関係社との協議などを通じて測定システムを開発してきた。 測定の客観性と透明性を高めるため、主要大学の経済学、会計学、社会学の教授、社会的企業関連の専門家が諮問の役割をした。

ただ、システムに対する改善点が多いという点も敷延した。 SKの関係者は"まだ、測定システムに改善する点が少なくない"とし、引き続き不備点を補っていく計画だと明らかにした。

SK(株)はまた、今後、経済的価値とともに社会的価値を一種の財務諸表」の形で作成して公開する案を会計学者らと共同研究中だと明らかにした。
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