米国、「人道的次元の対北朝鮮食糧支援は干渉しない・・・圧迫は続けなければ」

[写真=AP・聯合ニュース]


米国が北朝鮮に対する圧迫基調を再確認しながら、人道的次元の対北朝鮮食糧支援は問題にしないという立場を明らかにした。

米ホワイトハウスのサラ・サンダース大統領報道官8日(現地時間)、記者から北朝鮮の発射体挑発にも韓国が北朝鮮に食糧を送ろうとすることについてドナルド・トランプ大統領の立場を問う質問を受けたとき、「北朝鮮に関する私たちの立場は、最大圧迫戦略を続けていくことだ」とし、「われわれの主眼は非核化にある」と話したとAP通信など外信が報道した。

続いてサンダース大統領報道官は「韓国がその部分(食糧支援)を進めるならば、我々は干渉しない」とし、人道的次元の食糧支援を支持するという立場を伝えた。

米国のこのような立場は、対北朝鮮圧迫で「ビッグディール論」を堅持しながらも、深刻な食糧難に苦しんでいる北朝鮮に手を伸ばして北朝鮮と対話の軌道から離脱しないようするとともに、状況を管理するためのものと解釈される。先立って国連は、北朝鮮食糧難が最近10年間のうち最悪であるとし、人口40%が食糧不足に苦しんでいるという報告書を出した。

一方、同日、英国を訪問中のマイク・ポンペイオ米国務長官は、北朝鮮に対する国際社会の 対北朝鮮圧迫共助の必要性を繰り返し明らかにした。

ロンドン・ロンドンランカスター・ハウス演説で彼は、「トランプ大統領は、北朝鮮の最終的で完全に検証された非核化(FFVD)に向けた難しい外交をしている。その任務は重要だ」とし、「北朝鮮に対する国際社会の圧力作戦は継続されなければならない」と強調した。

一方、スティーブン・ビーガン国務省対北朝鮮特別代表は、韓国時間8日に訪韓し、9〜10日に北朝鮮核首席代表協議およびワーキンググループ会議を開き、食糧支援問題などを協議する予定だと伝えられた。
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