[グローバル証券市場] パウエル、利下げ議論を一蹴・・・ニューヨーク株式市場下落 ダウ0・61%↓

[写真=聯合ニュース]


1日(現地時間)、米ニューヨーク株式市場がジェローム・パウエルFRB(=連邦準備制度理事会)議長の利下げの可能性を一蹴する発言に下落で取引を終えた。ダウは前取引日比162ドル77セント(0・61%)値を下げ、2万6430ドル14セントで取引を終えた。S&P500指数は22・10(0・75%)下落した2923.73で、ナスダック指数は45.75ポイント(0・577%)下げ、8049.64で取引を終えている。

この日ジェローム・パウエルFRB(Fed)議長は、連邦公開市場委員会(FOMC)会合直後の記者会見の席で、「現在の政策金利の据え置きは 、たた(物価安定のための)一時的な(transiory)政策である」と利下げまで見通した市場の期待を事前に遮断した。

ドナルド・トランプ米大統領は前日、自分のツイッターに「政策金利が1ポイント程度利下げられると、米経済はロケットのように上昇する可能性がある」と、FRBの利下げを圧迫する発言をしている。

経済指標は良好だった。米国のADP全米雇用報告によると、4月の民間部門の雇用は27万5000人が増加したことが明らかになり、市場予想の17万7000人を大きく上回った。サービス部門で22万3000人増加したのが今回の増加の主な原因とみられる。

Eトレードフィナンシャルのマイク・ロウェンガルト投資戦略理事は、「(私たちの経済は)先週GDP増加のニュースと(今回の雇用増加で)ファンダメンタルズが改善されているものと見られる」とし、「わずか数ヶ月前まで予想などしていなかった」と言及した。

種目別ではアップルが昨日取引終了後に市場予想よりも良好な売上高と純利益を発表した。実績ガイダンス(見通し)も市場の期待に応えながら前日比4.9%ほど上昇した。

ヨーロッパの主要株式市場は、英国の株式市場を除いてほとんど労働節のため休場した。英国FTSE100指数は前取引日比32.96ポイント(0.44%)下落した7385.26で取引を終えた。
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