消防庁、「MERS疑いのある時は大衆交通の代わりに用救急車利用」勧告

[写真=聯合ニュース]


消防庁は3年ぶりに再び中東呼吸器症候群(MERS・マーズ)患者が発生したことにより、全国119救急隊と119状況室の勤務要員に対応要領を教育するなど、総力対応を指示したと10日明らかにした。

119でマーズ感染の疑い申告があった場合、他の人と接触を最小化して大衆交通手段の代わりに専用救急車を利用することを案内する。

また、消防庁は全国消防官庁にマーズ患者を診療することができる拠点病院と移送手段の現況を把握して共有できるようにした。現在、拠点病院は29ヵ所であり、移送手段としては消防署と病院に陰圧機能を有する特殊救急車37台、保健所に隔壁が設置されている救急車がある。

119救急隊がマーズ疑い患者を移送する際には、保護服とゴーグル、マスク、手袋、上靴など個人の保護装備を着用して移送後は救急隊員と救急車を消毒して感染を防止しなければならない。

消防庁中央救急状況管理センターの専門医であるパク・セフン博士は、マーズの予防のためには常に手を洗い、いろんな人が利用する場所に行くときはマスクを着用するよう勧告した。
 
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