ソウル市、公立小学校のスクールバス全体に「子ども下車確認システム」の導入

 

[NFC方式「子ども下車確認システム」運営概念[イメージ=ソウル市提供]]


ソウル市が市内の公立小学校の全スクールバスに「スリーピング・チャイルド・チェック(Sleeping Child Check)」システムを導入する。学生や保護者が安心してスクールバスを利用するようにする趣旨だ。

ソウル市は、市が運営・支援している公立小学校スクールバス53台に「子ども下車確認システム」を導入することにしたと27日、明らかにした。最近、通学車両の児童放置による死亡事故が相次いでいる。

今回のシステムは、スマートフォンとNFC(近距離無線通信)を活用する。通学車両の後部座席と車両内・外部NFC端末(1台当たり3個)に、スマートフォンをタグすると、保護者と学校の管理者に安全に下車したかを同時に知らせる。端末にタグしなければ関連PCに1分ごとに警報音が鳴る。

これに先立ち、市は53の公立小学校スクールバスの運転手と搭乗保護者106人を対象に安全教育も行った。具体的に出血、骨折、火傷などの患者発生時に迅速に対応するための生活応急処置とCPRを実践した。

市は登下校の環境が安全でない公立小学校がまだまだ残っているとし、2019年にはスクールバスの運営を58校に拡大する計画だ。このため、40億9000万ウォンの予算を編成する。

ペク・ホ ソウル市生涯教育局長は「スクールバスの子供下車確認システムの導入で、生徒と保護者がより安心できる登下校通学環境が作られると思う」とし「今後も小学校の安全強化のために最善を尽くす」と述べた。

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