具本茂会長20日死去・・・非公開の家族葬式にも相次ぐ政官財界の弔問の行列

 [写真=LG 提供(20日午後、ソウル鐘路区ソウル大学病院総式場に整えられた具本茂LGグループ会長の遺体安置所)]


20日、LGグループ具本茂(ク・ボンム)会長が死去した。73歳だった。

具会長の遺族が生前の故人の意思に沿って非公開の家族葬を執り行うことにし、公式に弔問と弔花を丁寧に断っているが、政・財界の弔問行列が続いている。

LGグループの関係者によると、具会長はこの日の朝、家族が見守る中、長患いで死去した。故人は昨年から今年にかけて数回の脳の手術を受けており通院治療をしていたが、最近、容態が悪化して入院していた。

初の外部の弔問客はサムスン電子の李在鎔(イ・ジェヨン)副会長だった。彼は20日午後4時に遂行人なしに独りで遺体安置所を訪れ、約10分間弔問した。

張夏成(チャン・ハソン)大統領府政策室長もこの日の午後8時30分に遺体安置所を訪問した。 弔問を終えた張室長は「文在寅(ムン・ジェイン)大統領が伝えたメッセージはあるか?」という記者たちの質問に、"本当に尊敬される立派な財界の星が消えて非常に残念だ"と文大統領からの哀悼の意を伝えた。

具本茂会長は1975年にLG化学の前身となる会社に入社し、創業家の3代目として95年に同グループの会長になってから23年間、LGグループを率いてきた。

普段グループ経営と同様に公益活動を重視し、企業が社会的責任をもって恩返ししなければならないという信念を見せてくれた具本茂会長は、社会貢献活動を活発に展開し、社会の模範になったという財界内外の評価を受けている。
 
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