平昌オリンピック選手ノロウィルス感染、他の大会より少なかった

疾病管理本部[写真=疾病管理本部提供]


ノロウィルス感染病対応汎省庁合同対策本部は、今回の第23回2018平昌冬季オリンピック期間の間にノロウィルス感染症養成確診者172人が発生し、この中で選手は4人だと26日明らかにした。

他の感染症も含めば合計7人であるが、これは歴代冬季オリンピックより顕著に低い水準である。2002年ソルトレイクシティオリンピックから2014年のソチオリンピックまで毎オリンピックで感染症が少なくとも28人、多くて57人が報告されている。

呼吸器症状患者は26人発生したが、やはり以前のオリンピックに比べて低い。2014ソチオリンピックでは、呼吸器症状患者だけで159人発生した。

リチャード・バジェット(Richard Budgett)国際オリンピック委員会(IOC)医務局長は“IOCは、平昌組織委員会などと緊密に協力して、今月2日に発生したノロウィルス感染が大会運営に支障を及ぼさないように管理してきた”として“効果的な対応のおかげで状況をよく管理することができた”と話した。

政府は2日、青少年修練院を中心に近隣地域にノロウィルス感染者が集団発生するにつれ、疾病管理本部・食品医薬品安全処・環境部・江原道・保健環境研究院・平昌冬季オリンピック組織委員会で構成された汎省庁合同対策本部を設置した。

合同対策本部は、宿泊施設・レストラン・消毒施設などに対する衛生点検・管理などオリンピック期間の間感染病拡散防止対策を樹立・施行した。特に、選手村などオリンピック大会開催場所ではレストラン料理従事者に対する検査と原材料検収を実施し、色々な施設に対する消毒措置などで追加発生を防止した。

本部は、第12回平昌冬季パラリンピック期間中にも感染病予防・管理を徹底していく計画である。

一方、ノロウィルス感染症患者発生はオリンピック期間前から今月25日午後4時を基準として合計324人である。

(亜洲経済オンライン)


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