現代車の中国工場 4カ所 、販売不振に稼動中断

[写真=現代自動車提供 ]


サード(高高度防衛ミサイル・THAAD)配置に対する中国の報復措置の影響で現代自動車の中国工場4ヵ所が稼動を止中断した。

現代自動車の中国内販売が振るわず、現地の部品メーカーに代金を期限までに支払えず、それに反発した部品メーカーが供給を中断したことで、工場全体が操業をストップした。

韓国のサードが国内配備された後、中国内の報復措置として、最近、中国では現代車の販売が急激に減った。現代車の今年上半期の中国販売量は30万台で、昨年同期間の52万台より42%が減少した。

現代自の中国での販売不振は、今年3月のサード配備以降本格化した。このように販売が低迷し、プラスチック燃料タンクを供給する現地の部品メーカーは3~4週間もたまった代金1億1100万元(約190億ウォン)を要求し、納入を中断したものと伝えられた。


現地に進出した140あまりの韓国部品メーカーも打撃が大きい。工場稼働率が50%を下回り、すでに構造調整に入るなど、現代車の中国工場の生産がいつ再開されるか分からない状況だ。

現代自動車は今年、中国販売量目標を当初125万台にしたが、工場の稼動が中断されすでに目標達成も難しい見通しだ。

現在、中国には北京、河北省滄州市など5ヵ所に現代自動車工場があり、このうち4カ所が先週から稼動を止めた。
 
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