​SKハイニックス、国内企業において史上三番目の営業利益2兆ウォン「目の前」

[​SKハイニックス、国内企業において史上三番目の営業利益2兆ウォン「目の前」]



SKハイニックスの1四半期の営業利益が最大2兆ウォン台半ばを記録するだろうという見通しが出た。 今まで国内で四半期の営業利益が2兆ウォンを超えていた企業はサムスン電子と現代自動車二社のみだ。

市場では今のような半導体の好況が年末まで続けば、SKハイニックスは今年「営業利益10兆クラブ」にも問題なく加入することができるだろうと展望した。

20日、金融投資業界によると高性能スマートフォンに対する需要の増加などで史上初の半導体の好況が続き、SKハイニックスの今年の1四半期の営業利益は2兆ウォンを超え、2兆ウォン台半ばまで見ている。

最近、ユジン投資証券はSKハイニックスの1四半期の業績を売上高6兆2048億ウォン、営業利益は2兆4835億ウォンと見込んだ。 相対的に保守的な意見を出したハナ金融投資もSKハイニックスの今年の1四半期の業績を売上高5兆9500億ウォン、営業利益2兆1600億ウォンと展望した。

このような展望値が現実化されれば、SKハイニックスは史上初めて四半期の営業利益2兆ウォンを達成することになる。

国内ではサムスン電子(2009年以降から連結ベースの四半期実績記録)が2009年2四半期に、現代車が2011年2四半期にそれぞれ初めて、四半期の営業利益2兆ウォンを突破したことがある。

これによってSKハイニックスの年間営業利益10兆ウォン突破可能性も高まっている。 公企業を除いた国内企業のうち、年間営業利益が10兆ウォンを越えた会社はサムスン電子のみだ。

これまで証券街ではSKハイニックスの今年の営業利益の推定値を最低7兆ウォンから最高9兆ウォン台後半まで占った。 しかし、最近になって1四半期の実績が市場の予想値を上回るものと期待され、年間営業利益も高く出る可能性が高くなった。

このようにSKハイニックスに対してばら色の展望が出回るのは3Dナンドなどのメモリー半導体の需要が増えるものと見込まれるからである。 これに中国のスマートフォン市場の膨張も一役している。 現在、中国市場ではスマートフォンの「スペック」競争によって高容量・高性能の半導体の需要が急増している。

実際、産業通商資源部の「2017年2月の輸出入動向」によると先月の対中国の半導体輸出は昨年同期より61.9%増加した。 メモリー半導体部門はサムスン電子とSKハイニックスがそれぞれ世界1位(占有率の基準)と2位を占めている。

半導体業界の関係者は"今年2四半期から中国のスマートフォンメーカーが主力モデルを本格的に発売すれば、Dラムの需要がさらに増えるだろう"とし、"Dラムの売り上げでモバイル部門が占める割合が40%に達するSKハイニックスの実績が今年下半期にさらに期待される理由"と説明した。

一部からは慎重論も出ている。 メモリー半導体市場の特性上、大きな好況後に不況がいきなり見舞われかねないという懸念からだ。
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