[2017 CES]サムスンとLG、TV画質論争の再点火「鋭い攻防」

[[2017 CES]サムスンとLG、TV画質論争の再点火「鋭い攻防」]



サムスン電子とLGディスプレイ間のTV画質をめぐる論争が再点火された。

ハン・サンボムLGディスプレイ副会長(代表取締役)はCESの開幕を翌日に控えた4日(現地時間)、記者懇談会を開き、サムスン電子のQLED(量子ドット発光ダイオード)TVについて"LCD(液晶表示装置)TVにすぎず、その短所をそのまま持っているだろう"と指摘した。

先立って、前日のキム・ヒョンソクサムスン電子・映像家電事業部社長が自社の新製品TVのQLED TVを公開し、LG電子のOLED(有機発光ダイオード)TVと比較試演をしたのに対して反撃に乗り出したのだ。

ハン副会長は"QLEDがバックライトがない自発光素材製品なら比較になりますけど、(現在は)比較対象にもならない"、"(サムスンが)輝度の話もするが、結局、輝度を1500∼2000ニトロ上げるにはバックライトの輝度を上げなければならないだろう"と説明した。

特に彼は今回に世界で初めて発表したクリスタルサウンドOLED(CSO)パネルを例に挙げ、OLEDはLCDが具現することができない限界を超えていることを証明しているという点を強調した。

すると今度はユン・ブグンサムスン電子・消費者家電部門社長が乗り出した。 ユン社長は同日午後、記者懇談会で"(ライバル社が)OLEDを掲げながら、自発光を掲げているが、自発光の代わりに他の技術で代替して費用を減らすことが重要だ"と話した。

さらに、"昨年の数値がまだ出てないが、我々はグローバルTV市場で12年連続1位を狙っている"と付け加えた。

一方、ハン副会長は今年の事業戦略も明らかにした。 まず、中小型ディスプレイ市場ではPOLEDを核心の成長エンジンとして育成するという戦略だ。 このため、6世代POLEDラインの安定的なセットアップと適期の量産を通じて事業拡大の基盤を着実に構築する計画だ。

最近、日本のシャープがサムスンに対するLCDパネル供給を中断して、サムスンが競争関係にあるLGディスプレイにパネル供給を要請したことと関連しては"まだ議論中だが、供給するには開発日程もあるため、上半期には難しいだろう"と説明した。

LGディスプレイは大型OLED生産量も前年より2倍以上増やす計画だ。 ハン副会長は"顧客社の需要増によってLGディスプレイはディスク一枚で55型6台を同時に生産できる8世代OLEDパネルの生産能力を従来の月3万4000枚から今年は月6万枚に大幅に増やすだろう"と話した。
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