チェ・スンシル氏ドイツから帰国する直前、知人に「証拠隠滅指示」・・・録音ファイル公開

[写真=聯合ニュース提供(7日開かれた国会聴聞会で質疑している共に民主党のパク・ヨンソン議員)]


パク・クネ大統領の秘密の実力者チェ・スンシル氏がドイツから紀行する直前、知人に「チェ・スンシルゲート」の証拠隠滅を指示した内容の録音ファイルが公開された。

パク・ヨンソン共に民主党の議員は14日、国会で開かれた第3回目の国会国政調査特別委員会聴聞会で“チェ・スンシルがドイツから帰国する前に韓国にいる知人に電話をかけて指針を下した録音ファイルを確保した”と話し、ファイルを再生した。

パク議員が公開した録音ファイルには今年の10月30日、チェ氏がドイツから韓国にいる知人に電話をかけて偽証を指示した状況が盛り込まれていた。

録音ファイルによるとチェ氏は“私と知り合ったのはカバン関係の納品をしたといわずに昔の知人を通じて知り合った(と話して)”、“カバンはビロミロを通じてきたし、ただスポーツに関心があって、その知人が連結してくれた(と話すように)” と指示した。

また、“コウォン企画の話はせず、他のことをやろうとしてたが、助けられず(やめて)出ようとした”と検察の捜査に備えて口を合わせようとする内容が入っていた。

通話の相手はコ・ヨンテ ザ・ブルーK理事と推測されるが、パク議員は通話相手を正確には言わなかった。

また、追加の録音も公開された。2番目のファイルはチェ氏が、JTBCが報道したタブレットPCの内容を「盗んで報道したということに追い込むように」指示し、当時マスコミインタビューに積極的に乗り出したイ・サンホン元ミール財団事務総長はお金を目的に接近したのだと指示した内容だ。

イ・ソンハン元ミール財団事務総長がマスコミとインタビューに乗り出したことについてチェ氏は“大変なことになった。気を引き締めなければならない。みんな死ぬ”、“(イ・ソンハン事務総長などは) 完全操作であり、これを盗んでやったということにしないといけない。イ・ソンハンも最初から計画的にお金を要求したということで分離させないとみんな死んでしまう”と話した。

チェ氏が知人らに電話をかけて証拠隠滅を指示したことが分かったのは7日、コ・ヨンテ氏の証言以来2度目だ。7日、第2回目の聴聞会に出席したコ氏もチェ氏が自分に証拠隠滅を指示したと証言したことがある。

一方、パク・ヨンソン議員が録音ファイルを公開した後、証人として出席したキム・ヨンジェ整形外科院長とイ・イムスン順天郷大学ソウル病院教授にチェ氏からこのような指針を受けたことがあるかと質疑したが、二人とも全面否定した。

 
<亜洲日報の記事等を無断で複製、公衆送信 、翻案、配布することは禁じられています。>
기사 이미지 확대 보기
경북 포항시 경북 포항시
닫기