慶熙学院、第44回国連世界平和の日記念国際会議「Peace BAR Festival」開催

A poster of the 44th Peace BAR Festival held by Kyung Hee University Courtesy of Kyung Hee University
[写真=慶熙大学校]

慶熙(キョンヒ)大学校学校法人慶熙学院が19日と20日の2日間「第44回国連世界平和の日記念国際会議Peace BAR Festival(以下 PBF)」を開催する。

今年のテーマは「混沌の瞬間:惑星意識と未来政治」で気候危機、核戦争の危険、科学技術の不確実性など文明史的難題と機会が重なった現在を省察し人類が進む新しい道を模索する。

慶熙学院は、設立者である故チョ・ヨンシク博士が提案した「世界平和の日と年」の制定を記念して、毎年PBFを開催している。国連は1981年11月30日、第36回総会で全会一致で国際平和の日を採択し、毎年9月第3火曜日を「世界平和の日」に、1986年を「世界平和の年」に制定した。

今年のイベントは慶熙大学校の大平和会館などソウルキャンパス内で開かれ、慶熙大学校は9月15日から20日まで「世界平和の日」に指定して多様なプログラムを披露する。
 
From left to right Professor Naomi Oreskes Professor G John Ikenberry Chancellor Choue In-won Courtesy of Kyung Hee University
[写真=慶熙大学校((左から)ハーバード大学のナオミ・オレスケ教授、プリンストン大学のジョン・アイケンベリー教授、チョ・インウォン学校法人慶熙学院理事長)]

初日(19日)の行事は慶熙大学平和の殿堂で記念式と特別対談が開かれる。記念式では、世界平和の日の制定経過報告、チョ・インウォン慶熙学院理事長の記念演説を皮切りに、ハーバード大学のナオミ・オレスケ教授の対談が行われる。

特に、オオミ・オレスケス教授は、今日の危機を乗り越える惑星的転換と文明の方向を模索する。続いて「混沌の瞬間、惑星意識と未来政治の活路」を主題にした特別対談が続く。特別対談には、あるプリンストン大学のジョン・アイケンベリー教授も参加する予定だ。

午後にはハヴェルダイアログとラウンドテーブルが進められる。ハヴェルダイアログは、チェコ民主化の象徴であるヴァーツラフ・ハヴェルの精神にフォーカスをあわせた。

2日目の20日には平和の殿堂で「気候正義、世代間正義:惑星市民に行く道」をテーマにコロキウムが開かれ、市民社会・学生記念行事と青年平和フォーラムも共に行われる。青年平和フォーラムは「気候正義、世代間正義:国家は気候対応の義務を果たしているか」を主題に多様な意見を交わす。

そのほか、世界平和の日の意味とヴァーツラフ・ハヴェルの行跡を振り返るプログラムも用意されている。「Peace BARシネマ週間とヴァーツラフ・ハヴェルのドキュメンタリー上映会」、「PBF2025慶熙平和運動とヴァーツラフ・ハヴェル写真展」の他にも慶熙サイバー大学は「デジタルデータクリーンアップキャンペーン」を実施する。
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