SKC、昨年の営業損失2768億ウォン…·前年比赤字幅拡大

[写真=SKC]
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SKCが2024年の連結基準の売上高1兆7216億ウォン、営業損失2768億ウォンを記録したと11日、公示した。

昨年、前方産業の不振の中でも前年同期比売上高は約15%上昇したが、営業損失は前年比29.5%拡大した。 SKCは二次電池や半導体、エコ素材の3大成長軸を中心に、業績の反騰に向けた基盤作りを続けてきた。

二次電池用銅箔事業の投資会社であるSKネクシリスは、原価競争力を備えたマレーシア工場の稼働率向上と中華圏新規供給契約の締結に力を注いだ。 また、借入構造の改善とポーランド政府の補助金確保など、財務的な成果も上げた。

半導体事業は、高付加価値素材、部品事業に再編することに成功した。 2023年に買収したテストソケット事業の投資会社であるISCは、昨年、前年比売上25%、営業利益320%の成長を達成し、全社の業績を牽引した。

次世代技術として注目されているガラス基板事業は、米ジョージアに世界で初めて構築した量産工場を土台に巡航している。 エコ素材事業の商業化も着実に準備している。 昨年、ベトナムに着工した年間7万トンの生分解素材(PBAT)生産施設は、今年下半期に完工を控えており、販売体制の構築に拍車をかけている。

SKCは今年、主力事業の売上増大に支えられた本源的競争力を強化し、新規事業の定着に総力を傾ける方針だ。 また、昨年から全社的に実施しているコスト削減活動、O/I(Operation Improvement)を通じて財務健全性を強化していく計画だ。

特に、銅箔事業は中華圏の大型顧客会社を対象にした売上の本格化と既存顧客会社の漸進的な稼働率上昇の見通しに合わせ、前年比2倍以上の販売台数の増加を目標にした。 これによるマレーシア工場稼働率の上昇により、四半期別の収益性も回復するものと期待される。

半導体事業部門では、ガラス事業投資会社のアブソリックスが複数のグローバルビッグテック顧客認証を年内に終える可視的な成果を上げるものと期待される。 ISCは、グローバル顧客会社のAI用テストソケットの売上拡大で、堅調な成長を続けるものと予想される。
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