SKC、昨年の営業損失2千163億ウォン…赤字転換

[写真=SKC]
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SKCは昨年の連結基準で売上1兆5708億ウォン、営業赤字2163億ウォンを記録したと6日、明らかにした。

昨年第4四半期の営業損失は851億ウォンで、前年同期比赤字を持続した。 同期間の売上高は2598億ウォンで56.5%減少、純損失は1441億ウォンで、赤字幅を減らした。

特に、SKCは今年、経営環境の不確実性に対応して財務健全性を強化し、下半期から本格的な実績反騰を成し遂げる計画だ。

昨年、バッテリー及び半導体前方市場の不振とグローバル競争が持続的に深化し、売上と営業利益が前年対比減少した。

特に、対内外の経営環境が厳しい中でも二次電池や半導体、エコ素材など3大成長軸を中心に堅調な未来成長のための準備を続けてきたと会社側は説明した。

二次電池用銅箔事業投資会社のSKネクシリスは昨年、顧客会社を多角化し、マレーシア工場の稼動を始め、原価競争力を強化した。 また、シリコン陰極材の事業化に向けた投資会社「アルティマス」を設立し、試生産ラインを着工するなど、新たな成長動力を作っている。

半導体事業は高付加価値素材・部品中心に再編中だ。 低付加基礎素材事業を整理する代わりに、半導体テストソリューション分野の先頭走者であるISCを買収し、パッケージング技術企業である米国チップフレットに投資を断行し、新成長動力を確保した。 半導体グラス基板の商業化を準備しているアブソリックスの米ジョージア第1段階生産工場の建設も最終段階だ。

エコ素材事業も順調に商業化を準備している。 昨年、ベトナムに世界最大規模の年間7万トンの生分解素材(PBAT)生産施設の建設を確定し、繊維など特化用途製品を初めて開発する成果を出した。

SKCは今年、主力事業の業績回復を通じ、外形成長と下半期のターンアラウンドを目標にしている。 また、新規成長事業の支障のない準備と早期定着にも総力を傾ける。

昨年、先制的に断行した資産流動化に続き、今年は設備投資の速度を最適化し、財務健全性を強化するという構想だ。

銅箔事業は、前方市場の市況回復と共に、中核顧客との追加中長期供給契約の締結、マレーシア工場の生産割合拡大による原価競争力の強化などに基づいて、下半期から本格的な実績改善を実現する予定だ。 また、シリコン陰極材も試生産突入と共に、顧客会社の認証を進め、商業化に着手する。

半導体事業は、メモリー市場の回復による既存製品の売上拡大やISCの次世代テストソケットの販売拡大で、さらなる成長を遂げる見通しだ。 アブソリックスはグラス基板の第1段階生産工場の竣工後、顧客会社の認証着手とともに、米半導体支援法による補助金などの政策支援も積極的に確保する計画だ。
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