LG電子、第1四半期の営業利益1兆3329億ウォン…前年比11%↓

[写真=LG電子]
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LG電子が歴代第1四半期の売上最大値を記録した。 プレミアム製品に対する高い市場呼応とこれまで受注残高を積み上げてきた電装事業が実績改善を主導したものと分析される。
 
LG電子は連結基準で、今年第1四半期の営業利益が前年同期比11%減少した1兆3329億ウォンと暫定集計されたと5日、公示した。 第1四半期の営業利益は2020年以後、5年連続で1兆ウォンを超えた。
 
売上は前年同期比3.3%増の21兆959億ウォンと集計された。 第1四半期の売上高としては過去最大だ。

LG電子側は“新しい事業方式の導入などが不確実性を突破する原動力になった”とし、“製品観点ではAI(人工知能)、エネルギー効率、デザインなど差別化要素を前面に出し、プレミアム市場で強固な競争力を維持した”と説明した。
 
キャッシュカウに該当する生活家電事業は第1四半期に発売した衣類管理機「オール・ニュー・スタイラー」、オールインワン洗濯乾燥機「ウォッシュコンボ」、一体型と大容量の長所を置いた洗濯乾燥機「ウォッシュタワー」など、プレミアム新製品が市場呼応を得て成長を牽引した。
 
海外市場の地域別特性と需要変化に合わせてラインナップを下方展開するボリュームゾーン攻略も良い成果を出している。 B2Bに当たるHVAC(冷暖房空調)、ビルトイン、部品ソリューションなどの拡大も着実に続く傾向だ。

LG電子は、顧客がライフスタイルに合わせて希望する家電や製品管理などのサービスを一緒に選択できるようにした購読事業で、生活家電パラダイムの変化にさらに拍車をかける計画だ。 また、AI家電時代を迎え、単純な人工知能を越え、顧客にさらに配慮し共感し、より差別化された顧客経験を提供する次元の共感知能家電への進化も本格的に推進する。
 
電装事業はこれまで確保してきた受注残高が漸進的な売上成長につながる傾向だ。 受注残高は昨年末の90兆ウォン台半ばから今年上半期には100兆ウォンを超える見通しだ。 売上の割合が最も大きい車両用インフォテインメント事業は今年、差別化製品を拡大すると同時に、ソフトウェアの力量確保に集中する計画だ。 昨年、黒字転換に成功したLGマグナ・イーパワートレインは欧州、アジア市場の受注拡大を通じて成長を本格的に加速化し、車両用ランプ子会社のZKWは次世代製品の力量確保と事業構造の効率化を並行して推進する計画だ。

TV事業は第1四半期にAI性能を大幅に強化した2024年型新製品発売に続き、ウェブ(web)OSコンテンツ・サービス事業の成長が持続した。 LG電子は今年からグローバルトップのOLED TVとプレミアムLCDのQNED TVを前面に押し出したデュアルトラック戦略を本格的に展開する。 また、製品販売に比べて高い収益性が期待できるwebOSプラットフォーム事業は今年、兆単位の売上の規模感のある事業に育成していく。
 
ビジネスソリューション事業はオンデバイスAIを具現したLGグラム新製品やゲーミングモニターなどの戦略製品を前面に押し出し、顧客経験の革新を続けている。 今年は商業用ディスプレイ事業の競争力確保はもちろん、ロボット、電気自動車の充電など、未来成長のための投資を持続し、有望新事業の早期電力化に拍車をかける。
 
一方、LG電子は今月末に予定された業績説明会で、2024年第1四半期の連結基準純利益と各事業本部別の業績を発表する計画だ。
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