ハナツアーが昨年第4四半期の海外パッケージ送出客数44万人を記録した。2023年の全体四半期の中で最高値だ。
ハナツアーの送出客数は昨年第1四半期から漸進的に増加し、エンデミック宣言した第3四半期以降から爆発的に増えた。特に第4四半期の海外パッケージ送出客数は前年同期比232%増加し、直前四半期と比べても25%増えた。これは伝統的な繁忙期である第3四半期送出客数を上回った数値だ。
12月のパッケージ送出客数も前年同月比2倍以上増加するなど、昨年最高値を更新した。2019年同月に比べても87%の回復率を記録した。
第4四半期の地域別選好比重は △東南アジア（47.8%）△日本（29.4%）△中国（7.9%）△欧州（7.5%）△南太平洋（5.5%）△米国（1.9%）の順だった。冬季の東南アジア集中現象と東南アジアチャーター機供給拡大により、直前四半期対比東南アジア比重が6.0%p増加した。東南アジアの中でもラオス（394%）、台湾（217%）、チェンマイ（214%）などが第3四半期対比増加傾向を示した。
2023年の年間総合人気地域は東南アジア（45.4%）、日本（30.9%）、欧州（9.6%）、中国（6.3%）の順だった。
ハナツアーの関係者は「東南アジアおよび日本など短距離中心の航空供給席増加で毎月送出客数が増加した」として「2024年第1四半期も需要と供給の安定化で海外旅行増加傾向は持続するだろう」と予想した。
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