韓中日の外交長官（外相）が26日、釜山（プサン）で会合し、3国間の協力を早期に復元し、正常化することで合意した。3国の外相は、今回の会議を契機に、3国首脳会議を最も早い時期に開催することで意見が一致し、多様なチャンネルを通じて協議を加速化することにした。また、韓日中外相会議を契機に開かれた韓日外相会談では28日、「2030万博」誘致決定を控え、日本側が釜山支持に呼応したという。
朴振（パク・ジン）外交部長官と日本の上川陽子外相、中国の王毅外相は同日午後、釜山海雲台区（プサン・ヘウンデグ）のヌリマルAPECハウスで開かれた第10回韓日中外相会議に出席した。上川外相は今年9月の就任後初めての訪韓であり、王部長は2021年以降2年2カ月ぶりに訪韓した。
3国外相会議は、2007年6月の済州会議を皮切りに2019年8月の中国北京会議まで続いたが、コロナパンデミックで4年間中止された。今回は4年ぶりの再開である。
2008年に福岡で始まった韓日中首脳会議も2018年12月、中国成都を最後に止まった状態だ。開催順は日本→中国→韓国の順で、韓国政府は来年の開催を両国に打診している。
朴長官は △韓日中首脳会議の早期開催 △6大協力分野（人的交流・科学技術協力とデジタル転換・持続可能開発と気候変動・保健と高齢化問題・経済通商協力・平和安保）増進 △北東アジア平和を越えて世界平和・安定に寄与などを提案した。
さらに、会議では北朝鮮問題など韓半島（朝鮮半島）情勢も話し合われた。韓国政府と日本は北朝鮮の核・ミサイル脅威と関連して中国に建設的役割を要請し、中国側は「韓半島の状況安定に役立つ役割を果たす」という原則的な方針を確認したという。
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