​サムスンディスプレイ、米ITCに中国BOE提訴…営業秘密侵害

[写真=​サムスンディスプレイ]
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サムスンディスプレイがライバル会社の中国BOEを米国際貿易委員会(ITC)に提訴したことが分かった。 営業秘密侵害が理由だ。 特許侵害訴訟に対する両社の訴訟戦が全方位に拡大する雰囲気だ。
 
2日、関連業界によると、サムスンディスプレイは最近、ITCにBOEとBOEの子会社など8社を営業秘密侵害で提訴した。
 
サムスンディスプレイは訴状で、BOEが2017年末から自社協力会社であるトップテックを通じて有機発光ダイオード(OLED)パネルとモジュール技術と関連した営業秘密を侵害したと主張したと知られた。
 
先立って3月、水原(スウォン)高等裁判所は携帯電話の画面角を曲面(curved)形態で具現したサムスンディスプレイのエッジパネル技術を中国に売却した疑惑で起訴されたトップテック職員に有罪を宣告したことがある。
 
両社はこれとは別に、特許侵害訴訟も進行中だ。 サムスンディスプレイは6月、テキサス州東部地方裁判所にBOEがiPhone12製品に使われたディスプレイと同じパネルを米国市場で販売し、自社の特許を侵害しているとし特許侵害訴訟を起こした。
 
先立って、昨年12月にはサムスンディスプレイが自社の特許を侵害した部品・パネルを使わないようにしてほしいと米国部品卸売業者等をITCに提訴した。
 
これに対し、BOEも5月、サムスンディスプレイ中国法人とサムスン電子中国法人が自社の特許を侵害したとし、重慶第1中級人民裁判所に対抗訴訟を提起した。
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