サムスン電子の李在鎔（イ・ジェヨン）会長が就任1周年を迎えた中で、法廷に出席した。
27日午前、李会長はソウル瑞草区のソウル中央地裁で開かれた不当合併·会計不正1審続行公判に出席した。
車から降りた彼は、就任1周年を迎えた所感を問う質問に答えず、法廷に向かった。李会長は同日夕方頃まで進められる予定の裁判被告人席に座ることになる。
先立って李会長はグループ支配力を強化し経営権を安定的に継承しようとする目的でサムスン物産-第一毛織合併で不法行為をした疑惑などが持たれ、2020年9月に起訴された。3年1ヶ月にわたり1審裁判を受けている。第一毛織の子会社であるサムスンバイオロジクスの会計不正にともなう粉飾会計の疑いでも共に起訴された。
一方、この日の裁判進行経過により裁判所は来月17日を結審公判に指定し裁判終結手続きを踏むこともありうる。結審公判が開かれれば、検察は求刑意見と求刑量を裁判所に明らかにし、李会長が最後の陳述をすることになる。ただ、捜査記録だけで19万ページに達するため、約1ヶ月後に開かれる結審では終結しない可能性も高い。
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