​SKエコプラント、紫外線で水処理高度化…UV消毒企業と共同開発協約

[写真=​SKエコプラント]
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SKエコプラントは11日、環境資機材専門企業であるエコセット(Ecoset)と「紫外線(UV)促進酸化(AOP、Advanced Oxidation Process)技術共同開発および事業化」のための業務協約を締結したと12日、明らかにした。
 
エコセットは2000年に設立され、20年以上環境や水処理分野で研究開発を続け、UV消毒設備、脱水設備など多様な水処理設備を国産化し、国内市場に供給している。 現在、UV消毒分野の国内市場シェア1位で、国内では唯一UV促進酸化技術の開発に成功し、最近商用供給も開始した。
 
UV促進酸化技術は水中の汚染物質除去に必須の酸化過程にUVを適用して酸化力を高め、微量の有機物質と難分解性汚染物質まで除去する技術だ。 高度な産業廃水処理のための必須工程として利用され、半導体製造工程に使われる超純水生産のための核心技術でもある。 また、促進酸化工程は伝統的な水処理方式に比べて設置費用が安く、処理効率が高いという長所もある。
 
今回の協約を通じ、SKエコプラントはこれまで積み上げてきた水処理運営ノウハウを土台に、エコセットのUV技術力と共にシナジーを創出し、技術高度化に乗り出す方針だ。
 
特に、SKエコプラントはこれまで蓄積した人工知能(AI)・デジタル転換(DT)力量を活用し、UVランプ電力消耗量および酸化剤使用量を最小化するなどの技術開発を遂行する予定だ。 これを基盤に、産業廃水処理ソリューションを開発し、産業廃水処理など先端水処理技術が必要な市場に進出する方針だ。
 
先端産業の発展により、UV促進酸化技術の需要は持続的に増えている。 グローバル水事業調査機関のGWI(Global Water Intelligence)によると、2028年のグローバルUV促進酸化技術市場の規模は約4兆4000億ウォンで、2023年の3兆7000億ウォンに比べて約18%成長する見通しだ。 SKエコプラントは、従来の水電解技術とともに、水処理分野の核心技術の確保を通じて国内の水処理産業を先導し、グローバル水処理市場を積極的に攻略していく方針だ。
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