サムスンバイオ、個別バイオ医薬品生産容量の世界1位

[サムスンバイオ、個別バイオ医薬品生産容量の世界1位]


 
サムスンバイオロジクスが単一工場生産量のグローバル1位の座を守った。
 
11日、韓国バイオ協会が公開した「2021年基準のグローバルバイオ医薬品生産容量」分析データによると、全世界バイオ医薬品生産施設別キャパ(生産量)1位はサムスンバイオロジクス(松島1キャンパス)だ。 今回の調査はバイオ医薬品専門市場分析機関「バイオプランアソシエート」が担当した。
 
サムスンバイオロジクスに続き、米国に所在するジェネンテック·ロシュ(Vacaville)が2位を占め、3位はアイルランドに所在するファイザー(Grange Castle)だ。 ドイツのベーリンガーインゲルハイム(Biberach)、米アムジェン(West Greenwich)、サムスンバイオロジックスの第4工場(松島スーパープラント)が後に続いた。
 
昨年、グローバルバイオ医薬品生産のキャパは小幅増加に止まった。 バイオ工程分野の専門誌である「バイオプロセスインターナショナル」によると、全世界のバイオ医薬品生産能力は2018年1650万ℓから昨年1740万ℓに12%ほど増加した。 容量増加率が高くない理由は、細胞·遺伝子治療剤を生産する小さな規模の施設が増え、業者が既存の施設内で生産性向上を推進しているためと分析される。
 
計1644施設のうち、1005施設(約61%)が500万ℓ以上の生産容量を保有していることが分かった。
 
地域別のバイオ医薬品生産容量は米国およびカナダが550万ℓを保有しており、全体の31.7%を占め、西欧が546万ℓ(31.4%)、中国とインドを除く日本およびその他のアジア地域は220万ℓ(12.5%)生産が可能だった。 また、中国は180万ℓ、インドは110万ℓの医薬品生産が可能な工場を保有している。
 
韓国バイオ協会関係者は“北米には最も多くのバイオ医薬品製造施設があり、新しい細胞·遺伝子治療剤CMO(医薬品委託生産)も多くあるが、平均的な生産容量は少なかった”とし、“反面、アジア地域の場合、施設数は少ないが、サムスンバイオロジクスとセルトリオンなど少数の大規模生産施設を保有している”と説明した。
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