LS電線アジアが超高速通信網用ラン(UTP)のケーブルの需要が急増している米市場を攻略するため、生産設備の増設に乗り出す。
LS電線アジアはベトナム・ホーチミンにある子会社のLSCVに約68億ウォンを投資し、1秒当たりギガビット(Gb)単位のデータ伝送が可能なGbps級のUTPケーブル設備を増設すると8日、明らかにした。
UTPケーブルはビル・マンションなど建物内部で短い距離の通信網をつなぐのに使用される。データ伝送速度、帯域幅、規格などによって、CAT.1からCAT.8まで等級に区分される。100Mbps級のインターネットにはCAT.5、Gbps級のインターネットにはCAT.5e以上を使用する。
LS電線アジアによると、LSCV通信ケーブル輸出の80%以上が米国で発生する。現在、工場をフル稼働しても需要を追いついていけずにいるというのが、同関係者の説明だ。
このような需要増加は米政府が推進している1兆ドル(約1255兆5000億ウォン)規模のインフラ投資と関連があるものと分析される。
米国政府はこのうち、約650億ドル(約81兆6000億ウォン)をブロードバンド通信網の構築に使用する計画であることが分かった。
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