LS電線アジアが、ベトナムで企業間取引(B2B)事業に力量を集中し、バスダクト市場での影響力を拡大している。
LS電線アジアは、ベトナム最大の不動産開発会社「Vinhomes」に大容量の電力供給システムのバスダクト(Bus Duct)を供給したと28日、明らかにした。
今回に供給されるバスダクトはVinhomesがハノイ市、ホーチミン市に建設する13万世帯規模の大規模なマンション団地内の電力供給に使用される。
今回の供給が意味ある理由は、Vinhomesがベトナム内の約40都市に数十万号の住宅建設を進めており、追加の受注が期待されるためだ。LS電線アジアは、これに加え、Vinhomesが属したVinグループが建設する大型ショッピングモール、リゾート、プラントなどにも製品の供給を推進するという戦略だ。
バスダクトは金属ケースの中にプレートの導体を入れ、大容量の電力を供給するのに使われる。戦線と比較した時、設置・移動が簡単で、空間を少なく占めるという長所がある。
これによって、超高層ビル・マンション、工場などを中心に導入が増加する傾向を見せている。ベトナムでも大規模なマンション団地、商業用ビル、IDCセンター、工場建設などが活発になり、建物の中に電線の代わりにバスダクトを導入する事例が増えている。
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