女優カン・スヨンの葬儀場に向かう韓国映画関係者たち

[写真=故カン・スヨン葬儀委員会]


「元祖ワールドスター」と呼ばれた女優カン・スヨンが死去した中、故人を哀悼する人々が 葬儀場に向かっている。

彼女は5日午後5時40分頃、ソウル江南(カンナム)の自宅で倒れた状態で発見され、病院に搬送された。入院後も意識不明の重体が続き、意識不明になって3日が経った7日午後3時、帰らぬ人となった。

現在、サムスンソウル病院の葬儀場17号室で弔問が行われており、弔問は10日の午前10時から午後10時まで可能だ。告別式は11日午前10時に行われる。
 

[写真=聯合ニュース(8日、弔問に訪れたイム・グォンテク監督)]


葬儀場には彼女の代表作である「シバジ」を演出したイム・グァンテク監督をはじめ、ポン・ジュノ監督やヨン・サンホ監督も訪れた。特に彼女の約10年ぶりの復帰作で、遺作になるNetflix映画「JUNG_E/ジョンイ」を演出したヨン・サンホ監督は「(カン・スヨン)先輩は僕たちの映画で心臓のような役割をしてくださった方だ。先輩はずっと会食でご馳走したがっていたけど、コロナの影響で今まで一度も集まることができなかった」と悲しんだ。

一方、1996年生まれのカン・スヨンは、4歳の時にデビューし、1987年にイム・グォンテク監督の「シバジ」でベネチア国際映画祭主演女優賞を受賞した。1989年には「ハラギャティ 波羅羯諦」でモスクワ国際映画祭主演女優賞を受賞し、ワールドスターとして浮上した。

故人の葬式は元釜山国際映画祭理事長の金東虎(キム・ドンホ)江陵国際映画祭理事長を委員長とする葬儀委員会を設置し、映画人葬で行われる。
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