SKC、二次電池向け次世代陰極材事業の加速化

[SKC、二次電池向け次世代陰極材事業の加速化]


 
SKCが二次電池の性能を大幅に改善する次世代の素材であるシリコン陰極材事業を加速化する。英国のシリコン陰極材技術企業「Nexeon」に投資を終えたSKCは今年、事業運営会社を設立し、商業化を急ぐ方針だ。
 
SKCはSJLパートナーズ、BNWインベストメント、キウムPEとコンソーシアムを構成し、Nexeonに計8000万ドル投資を完了し、Nexeonの持分の一部とシリコン陰極材事業権を確保したと25日、明らかにした。
 
SKCコンソーシアムはNexeon投資を通じて確保した事業権を基盤に、量産を担当する事業運営会社を今年中に設立する予定だ。SKCはコンソーシアムの主事業者として、事業の主導的な役割を担って、2024年から量産を開始するという目標だ。
 
シリコン陰極材は二次電池陰極内の含量が高いほどバッテリー充電速度、電気自動車の走行距離性能がよくなる。これにシリコン陰極材は電気車バッテリーの素材として注目されている。
 
SKCは2006年、英国に設立された技術スタートアップのNexeonが性能と価格競争力が優れたシリコン陰極材を短期間に量産できる技術力を備えたと見ている。特に、シリコン陰極材関連の重要特許を最も多く保有しているという説明だ。
 
SKCはNexeonの差別的な技術力に、グローバル量産・マーケティングの力量を結合し、素早くシリコン陰極材事業に進出する。今年、事業運営会社を設立し、低含量製品を商業化し、グローバル市場に進出し、市場開花時期に合わせてNexeonと合作の形で高含量製品事業化も推進する。
 
また、SKCは世界最高水準の銅箔技術を誇るSKネクシリスと協力し、顧客に対して差別的なソリューションを提供する計画だ。シリコン陰極材の体積膨張を耐える高強度の銅箔技術を活用し、シリコン陰極材の比重を高めるなどより優れた二次電池コア素材のソリューションを顧客に供給する。 
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