KT、22兆ウォン規模のデジタル治療器機市場の攻略…カトリック中央医療院と提携

[KT、22兆ウォン規模のデジタル治療器機市場の攻略…カトリック中央医療院と提携]


 
KTがカトリック中央医療院と提携し、デジタル治療機器プラットフォームやサービスの共同開発に乗り出している。
 
KTは4日、カトリック中央医療院とデジタル治療機器の共同企画・開発を骨子とする業務協約(MOU)を締結したと明らかにした。
 
KTとカトリック中央医療院は今回の協約を基盤に、△デジタル治療機器特化プラットフォーム開発のための技術協力 △デジタル治療機機アイデア公募展の開催 △デジタル治療機機の試作品の共同開発を推進する。
 
特に、KTはデジタル治療機器の開発に向け、人工知能(AI)、ビックデータ、クラウドなどの技術を投入する予定だ。このほかにもデジタル治療機器の国内外のマーケティングを支援し、KTが保有したヘルスケア関連ソリューションを新規デジタル治療機器に融合させる計画だ。
 
カトリック中央医療院は研究者と臨床インフラを提供し、医学的諮問や学術の交流を支援する。また、デジタル治療機器の共同研究を進め、パイプラインの発掘の役割をする予定だ。
 
デジタル治療器は医学的障害や疾病を予防、管理、治療するため、患者に根拠基盤の治療的介入を提供するソフトウェア医療機器(SaMD)だ。2017年、米国のベンチャー企業「Pear Therapeutics」が薬物中毒治療用アプリ「reset」を米国食品医薬局(FDA)の承認を受け、注目され始めた。国内でも精神疾患、呼吸器疾患を対象に、デジタル治療機器が開発され、臨床試験が進行中だ。
 
米国の市場調査機関のグランドビュー・リサーチの調査によると、グローバルデジタル治療器機市場規模は2020年から年平均23.1%成長し、2028年には191億ドル(約22兆4000億ウォン)に達する見通しだ。
 
KTは2021年、国際医療映像処理学会(MICCAI)で開催した医療AI競技大会で、ロンドン大学、北京大学、香港科技大学などを抜いて1位を占めた。12月にはFDAからADHD分野初の電子薬として承認を受けた「eTNS」の開発会社である「Neuro Sigma」に500万ドルを投資するなどヘルスケア分野での裾野を広げている。
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