原材料の輸出入増加・・・10月の港湾輸出入物流量3.5%↑

[写真=聯合ニュース]


世界経済がコロナショックから徐々に回復している中、港湾の輸出入物流量が増加している。先月、韓国の全国貿易港で処理した輸出入の物流量は前年同月比3.5%増加した。

海洋水産部によると、先月の輸出入の物流量は前年同月(1億977万トン)比3.5%増の1億1366万トンだった。これは石油化学関連製品の輸出好調や鉱石輸入物流量の増加などによって現れた結果だ。

沿岸の物流量は鉱石、セメントなどは減少したが、油類物流量が増加し、前年(1910万トン)比6.1%増加した2025万トンとなった。

これを含め、先月の全国貿易港で処理した港湾物流量は計1億3391万トンとなり、前年同月(1億2886万トン)より3.9%増加した。

先月、全国の港湾で処理したコンテナ取扱量は前年同月(252万TEU・1TEUは20フィートコンテナ1個)より1.5%増の256万TEUと集計された。

輸出入は3.0%増の146万TEUだった。輸出は2.7%増の73万TEUで、輸入は3.2%増の72万8千TEUだった。輸出入の増加は、主要交易国である米国との輸出入が9.1%増加した影響が大きかった。積み替えは109万TEUとなり、0.4%減少した。

先月、全国港湾の非コンテナ貨物の物流量は計8840万トンで、前年同月(8436万トン)比4.8%増加した。

港湾別には、光陽港は石炭・製鉄製品の物流量減少にもかかわらず、石油化学製品と自動車物流量の好調で前年比15.1%増の2137トンを処理した。

蔚山港の物流量は、石油化学製品の輸出量が増え、2.6%増の1602トンだった。仁川港は、有煙炭の輸入や自動車輸出の物量が減り、前年同月より3.1%減少した876トンと集計された。

平沢・唐津港では有煙炭と石油ガス、自動車輸入物量が減少し、前年より2.3%少ない886トンが処理された。

品目別には、油類物流量が前年同月比10.8%増えた3993万トンとなった。有煙炭は4.5%減少した969万トン、鉱石は3.0%増加した1238万トンと集計された。
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