大韓航空 "17ヵ月間、旅客機で貨物40万tの輸送"

[大韓航空 "17ヵ月間、旅客機で貨物40万tの輸送"]



国内の航空会社が旅客機を活用した貨物輸送を大きく拡大している。大韓航空は1日、貨物専用旅客機の1万回運航を達成したと2日、明らかにした。。昨年3月、仁川-ホーチミン(ベトナム)路線を皮切りに、貨物専用旅客機を運航してから約1年5ヵ月ぶりだ。

大韓航空はこれまでヨーロッパ、東南アジア、中国、日本など全世界65路線に貨物専用旅客機を運航した。世界各地に輸送した物量は40万tである。1回往復基準の40t、片道20tずつ輸送したわけだ。

先立って、大韓航空は機内の座席の上のラゲージルーム、旅客機の座席空間に貨物を搭載できる安全装置である「カーゴシートバック」、座席を取り外して貨物を積み込めるCFLなどを活用し、貨物輸送能力を拡大した。このような努力の結果、大韓航空の月貨物専用航空機の運航回数は昨年3月38回から現在800回以上に増えた。

新型コロナの発生直後、月1万6000tのレベルだった大韓航空の「旅客機輸送貨物」は今年、月4万t以上に増えた。貨物専用旅客機は診断キット、防護服、マスクなど防疫用品を主要貨物として扱っている。

大韓航空は新型コロナの確診者が急増したインドに貨物専用旅客機を100回ほど投入し、防疫物資を輸送し、米ボルティモア空港に診断キットチャーター便を運航したりもした。この他にも、インドネシア、シンガポール、ドイツ、カナダなど世界各地に防疫物品を輸送している。

貨物専用旅客機は最近、物流乱の改善にも力を貸している。海運供給難が深刻な状況で、大韓航空は運用可能な旅客機を最大限稼動し、緊急輸出入物流の支援のための供給を増やしている。

中小の荷主のための物流支援も行われている。大韓航空は産業通商資源省、韓国貿易協会と協力し、米ロサンゼルス行き貨物定期便に別途の専用供給量を設定、国内企業の輸出物流を支援している。

大韓航空の関係者は"伝統的に輸出入貨物の取扱量が増える下半期には貨物専用旅客機の役目がもっと重要になるものと予想される"、"国籍航空会社として積極的な供給の確保を通じ、安定的な物流輸出入の環境を整えるために努力する"と述べた。
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