[写真=聯合ニュース]
日本政府が福島原発汚染水の海洋放出を決定したことに対し、韓国政府が深い懸念を表明した。
韓国政府は12日、日本政府が東京電力福島第1原発の処理済汚染水を海洋放出する方針を固めたとの現地報道について「今回の決定が今後わが国民の安全と周辺環境に直・間接的に影響を及ぼしかねないという点で深い懸念を表す」とし「（韓国）政府はこれまで日本側に対して透明な情報公開と周辺国との協議を通じて決定するよう求めてきたが、日本側が十分な協議もなく海洋放出を決定するのなら、これを受け入れることは難しい」と明らかにした。
続いて「政府は韓国国民の健康と周辺環境を守るため、放射能測定を大幅に拡大し、モニタリングも強化していく方針」と強調した。さらに、日本側の放出決定および関連手続き進行過程を引き続き鋭意注視しながら、国際原子力機関（IAEA）など国際社会との協力を強化して引き続き対応していくと明らかにした。
一方、韓国政府は13日午前、外交部をはじめ海洋水産部や環境部、原子力安全委員会など関係部署の次官が参加する中で、対応方案を協議するための会議が招集された。政府は会議直後に対策を説明する予定だ。
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