現代自、インドで「アルカサル」来月公開

[現代自、インドで「アルカサル」来月公開]



現代(ヒョンデ)自動車がインド市場への戦略モデル「アルカサル(Alcazar)」を来月、現地で公開する。

7人乗りのプレミアム・スポーツ・ユーティリティ・ビークル(SUV)を標榜したアルカサルは現代自がインド市場で累積販売1000万台を突破するのに、尖兵の役割をするものと期待される。今年でインド市場への進出25年を迎える現代自動車は現在まで累積900万台の車両を現地で販売した状態だ。

26日、業界によると、現代自は来月6日、インドでアルカサルを披露し、本格的なマーケティングに入る。具体的なスペックと価格なども順次公開し、今年下半期中に発売する方針だ。

アルカサルはスペインのセビリアにある城の名前から由来した。この城はイスラムとスペイン様式が結合された典型的なムデハル様式の建築物だ。

現代自はアルカサルをインドの「テルライド」に作り出すという計画だ。テルライドは起亜の米国市場戦略SUVで、現地で旋風的な人気を集めているモデルだ。米国市場で起亜のブランド価値向上と実績上昇をけん引している。

アルカサルも現地で大きな注目を受けている。昨年、インドで、現代自の中で一番多く売れた小型SUV「クレタ」をベースとしたが、大きさやデザイン、性能など全ての部分で大幅にアップグレードしたという口コミがきいたおかげだ。

業界ではデザインの側面では従来のモデルとの差別化を図るため、前面部のグリルやバンパーなどに変化があるものと見ている。 全長やホイールベースも5人乗りクレタより30ミリ以上長くなるなど変化がある見通しだ。 スマートクルーズコントロール、高速道路走行補助装置、車線離脱警告など先端運転補助技術も搭載される。

現代自はアルカサル、クレタ、ベニューなどSUVラインナップを通じ、現地攻略をさらに強化する予定だ。 これを土台に、来年までに累積1000万台販売を達成するという目標だ。

現代自の今年のインド市場での販売目標は47万7000台で、前年比12.6%高くなった。雰囲気もいい。現代自は昨年2月、インドで前年比29%増加した5万1600台を販売し、16.7%のシェアで、2位を記録した。

一方、1996年、インド法人を設立した現代自は1998年チェンナイ1工場、2008年チェンナイ2工場を完成した。両工場の年間生産規模は70万台だ。
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