[APFF 2021]イン・ホ教授「未来の取引は『トークン』で」

[写真=亜洲経済(ユ・デギル記者 dbeorlf123@ajunews.com)]


「株式はなくなり、すべての取引は『トークン』で行われるだろう。」

高麗大学のイン・ホ教授(高麗大学ブロックチェーン研究所長)は17日に開かれた『2021アジア・太平洋金融フォーラム(APFF)』で「ブロックチェーン:デジタル資産革命」というテーマの発表でこのように述べた。

イン教授は「ブロックチェーン技術が基盤のトークンに資産を移し始めた」とし「江南の100億ウォンのビルを買うために過去にはそれだけのお金を用意しなければならなかったが、デジタル証書で分けて購入できるようになった。100億ウォンのビルを100万ウォン分だけ所有できる時代」と述べた。

彼は、このようなトークン取引方式で、世界の資産が流動化するだろうと見込んだ。「金と美術品などはもちろん、コンテンツと知的財産権など見えない資産もこうしたやり方で所有することができる」と説明した。

イン教授は、この過程でトークン発行会社、資産評価会社、資産トークン取引所の3つのビジネスチャンスが発生すると付け加えた。また「IT強国である韓国はこうしたビジネスモデルを構築できる基盤施設が非常によく整っている」とし「これをうまく活用する必要がある」と強調した。さらに「世界中のトークン取引が韓国で行われ、手数料を1%だけかけても相当なビジネスになる」と述べた。

ブロックチェーン技術の発達により、銀行の競争力が低下する可能性がある」と見込んだ。イン教授は「今年12月に『デジタル韓国ウォン』が発表される予定で、モデル事業としてカカオトークやサムスンペイなどでデジタルウォンを取引できるようになる」とし「これからは『デジタルウォレット』を誰が先取りするかのゲームになるだろう」と強調した。
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