洪楠基副首相「昨年の成長率、マイナス成長にも善戦・・・経済規模、世界10位の見通し」

[写真=企画財政部提供(会議を主宰している洪楠基副総理兼企画財政部長官)]


洪楠基(ホン・ナムギ)副首相兼企画財政部長官は4日、「昨年の実質国内総生産(GDP)のマイナス成長を避けることはできなかったが、全国民の努力のおかげで経済規模の縮小を防ぐことができた」と明らかにした。

洪氏はフェイスブックを通じて、韓国銀行の2020年第4四半期および年間GDP成長率の暫定値発表を引用し、このように述べた。

韓銀は同日、昨年の年間実質GDP成長率の暫定値が-1.0%と集計されたと発表した。昨年の第4四半期の成長率(前四半期比)は1月に公開された速報値の1.1%から1.2%に上昇した。

洪氏は、「昨年の韓国の経済規模を示す名目GDP(ウォン建て)がプラス成長を維持した」とし「これにより、昨年の韓国の経済規模の世界順位(ドル建て)は2ランク上昇した世界10位が予想される」と明らかにした。

また「1人当たり国民所得(GNI)も韓国ウォン基準で3747万ウォンを記録し、小幅だが増加傾向を維持した」と述べ、「米ドル基準(3万1755ドル)では為替レートが上昇してやや減少したが、厳しい状況で1人当たり国民所得3万ドルを守ったということに意味がある」と評価した。

昨年第4四半期の成長率が上方修正されたことについては、「輸出と投資を中心にした景気回復の流れがより強かったことが分かる」とし「今年、もう少し早くて強い経済回復が期待される」と伝えた。

さらに「ワクチン普及を始めただけに、徹底した防疫を土台に内需回復努力を並行して確実な景気改善及び反騰を成し遂げ、今年3.2%成長の目標も必ず達成できるよう最善を尽くす」と強調した。
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