サムスン電子が米国でミニLED TVの予約販売に入り、ミニLED TV市場の主導権を確保するための業界の競争が本格的に幕を上げた。
17日、サムスン電子によると、ミニLED TV製品群の「ネオQLED」は4K画質の55・65・75・85インチ、8K画質の65・75・85インチの製品が発売される。
価格は製品別に1599.99ドル(約175万ウォン)から8999.99ドル(約989万ウォン)に策定された。
製品を予約した米国消費者は来月18日から製品がもらえる。
サムスン電子がLG電子よりミニLED TVの発表は遅れたが、発売には一歩リードし、ミニLED TV市場が過熱している格好だ。
昨年12月、ミニLED TV「QNED」を公開したLG電子も早ければ来月、この製品を公式発売するだろうというのが業界の見通しだ。
家電業界はミニLED TVをマイクロLEDやOLEDなど次世代ディスプレイパネルを活用したTVへ移行する中間段階として活用するという戦略だ。
価格面で競争力を確保するのに時間が必要な次世代ディスプレイパネルに移る前段階での主導権を緩めないというのだ。
市場調査会社も今年、ミニLED TV市場を400万~500万台以上の規模と展望するほどで、業界で激しい主導権争いが繰り広げられるものとみられる。
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