サムスン電子のスマートウォッチ、米フォードの自動車工場の再稼働を支援する

[サムスン電子のスマートウォッチ、米フォードの自動車工場の再稼働を支援する]



サムスン電子がスマートウォッチを活用し、コロナ19事態を克服するためのグローバル努力に乗り出す。

10日、業界によると、サムスン電子は最近、米自動車メーカーのフォードと共に、スマートウォッチを活用したコロナ19防疫のための技術テストに突入した。 これに先立って、サムスン電子はフォードとスタートアップ育成などの分野でパートナーシップ関係を維持している。

ミシガン州のフォード工場で行われた今回のテストには12人の労働者がサムスンスマートウォッチを着けたまま仕事をした。 スマートウォッチは防疫当局の指針通り、6フィート(1.82メートル)内に人が近づくと、警報音を鳴らす機能がある。 仕事中に接触した人を確認できる。 工場監督官はスマートウォッチを活用して勤務者の位置と接触現況などを総合的に把握できる。 また、会社ではスマートウォッチを通じて案内事項などを公示するという。 この機能を実際に工場運営する時も適用すれば、コロナ19の状況でも安全な稼動に大きく役立つ見通しだ。

今回の機能はBluetoothとRFID(無線周波数認識)技術を基盤に作られた。 RFIDは交通カードやスマートフォン決済などに使われる技術だ。

フォード社は今回のコロナ19事件で1カ月以上にわたり工場をシャットダウンしており、今月18日に工場の再開を準備している。 フォードは工場を再稼動し、全ての労働者にマスクや顔面保護帯などを提供する予定であり、安全基準にサムスンスマートウォッチの着用などを含める予定だ。

これに先立ち、サムスン電子はインドでスマートウォッチ個人ユーザーのため、「ハンドウォッシュ」アプリケーションも開発した。 このアプリは一定時間ごとに手を洗えるようアラームを通じて知らせ、20秒間手洗いをするように手助けする。

これは「技術を通じてコロナ19から安全な社会を作る」というサムスン電子の事業報国理念の実現の一環だ。 サムスン電子の李在鎔(イ・ジェヨン)副会長もコロナ19事態に対し、"隣人、我が社会と一緒に分け合い、共に成長することが私たちの使命だ"と数度にわたり訴えたことがある。

サムスン電子のスマートウォッチであるギャラクシーウォッチは運動を楽しみ、健康に関心の多い人が主に使っている。 市場調査会社のストラテジー・アナリティクス(SA)によると、サムスン電子のギャラクシーウォッチシリーズは今年第1四半期に前年比11.8%増加した190万台を販売した。
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