[コロナ19] 今回はロシア…サムスン・LG、現地政府の指針に生産ライン「シャットダウン」

[[コロナ19] 今回はロシア…サムスン・LG、現地政府の指針に生産ライン「シャットダウン」]



サムスン電子とLG電子のロシア工場が稼動を中断した。 コロナ19の拡散によるロシア政府の非常措置による決定だ。 LG電子は役員や従業員を保護するため、ブラジル工場の稼動も中止する。

関連業界によると、ロシア・カルーガにあるサムスン電子工場とルザにあるLG電子工場は同日から来月5日まで稼動中止に入る。

このような措置はロシア政府の非常公休日宣言によるものだ。 2008年、約19万5000平方メートル規模で設立されたサムスン電子のカルーガ工場は1000人余りの職員がテレビと洗濯機を生産する事業所だ。 LG電子のルザ工場は約8万3000平方メートル規模で、テレビ・モニターや冷蔵庫・洗濯機など家電製品を主に生産する。 現地の雇用人力だけで1600人余りに上るという。

ブラジル北西部のマナウスにあるLG電子工場も来月3日まで稼動を中断する。 役員や従業員の安全のため、先制的に稼動中止に乗り出したというのが会社側の説明だ。 マナウス工場もLG電子の家電製品の生産ラインを備えた事業所で、2700人余りが勤めている。

これに先立って、LG電子は米テネシーの洗濯機工場とデトロイトの自動車部品工場をそれぞれ来月12日、来月14日まで中断すると明らかにしたことがある。 ポーランドのムワバテレビ工場も先週、30%水準に生産量を削減して運営し、30日から正常稼動に入った。
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