2019年の消費者物価0.4%↑・・・1965年以来、歴代最低

  • 2015年のマーズ事態の時よりも0.3%p低く

  • 12月の消費者物価は小幅改善…前年同月比0.7%上昇

[資料=統計庁(消費者物価指数の推移)]


2019年の消費者物価上昇率が関連統計を作成した1965年以来、最も低い水準を記録した。

先月31日、統計庁が発表した「12月および年間消費者物価動向」によると、2019年の消費者物価は1年前より0.4%上昇した。これは2週間前に発表した政府の予測値0.4%と同じ水準だ。

年間消費者物価上昇率は、去る2015年のマーズ(MERS・中東呼吸器症候群)事態当時に0.7%上昇した後、4年ぶりに0%台に落ちた。2019年は、当時よりも0.3%ポイント低くなり、歴代最低値を更新した。

購入頻度と支出の割合が高い141品目を中心に体感物価を示す生活物価指数は、1年前に比べて0.2%上昇した。魚、魚介類、野菜、果物など、気象条件や季節によって価格変動が大きい50品目の物価を反映する生鮮食品指数は5.1%下落した。

季節的・一時的要因による衝撃を削除し、物価の長期的な傾向を把握するために作成される農産物および石油類除外指数(根源物価)は0.9%上昇した。経済協力開発機構(OECD)の基準、根源物価である食料品およびエネルギー除外指数は0.7%上昇した。

統計庁は2019年の物価上昇率が歴代級に低い背景として、総需要の不足とともに無償福祉などの政府政策を挙げる。

統計庁の関係者は、「2019年の消費者物価は前年比​​0.4%上がり、2018年の1.5%より大きく鈍化した」とし、「需要側の上昇圧力が大きくなかった」と説明した。彼は「農畜水産物と石油類の価格下落および基底効果、無償教育など、政府政策の影響拡大で上昇率が鈍化した」と付け加えた。

実際、2019年の物価上昇率を大きく低下させた項目は、石油類と農畜水産物だ。石油類の価格は、前年比5.7%落ちた。詳細項目を見ると、ガソリンは-7.1%、軽油は-3.9%、自動車用LPGは-7.8%を記録した。石油類価格の下落の影響で工業製品も0.2%下落した。

農畜水産物は前年比1.7%下落した。大根(-25.1%)とジャガイモ(-24.1%)、ネギ(-17.0%)、ニンニク(-14.1%)、白菜(-11.8%)などの価格が大幅に下落した。

統計庁によると、昨年12月の消費者物価は105.12(2015年= 100)で、前年比0.7%上昇した。去る11月よりは0.2%上昇した。

源物物価である農産物および石油類除外指数は0.7%上昇した。経済協力開発機構(OECD)の基準である食料品およびエネルギー除外指数は0.6%上昇した。

生活物価指数は1.1%上昇したが、生鮮食品指数は2.2%下落した。
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