検察、「セウォル号特別捜査団」設置・・・「徹底的に捜査」

[写真=聯合ニュース]


検察が6日、セウォル号惨事をめぐる捜査縮小の外圧、不良対応及び救助遅延などを再捜査するために特別捜査団を設置した。

大検察庁長はこの日、「検察はセウォル号参事関連の捜査依頼事件など、捜査のために『セウォル号特別捜査団』を設置して徹底的に捜査することにした」と明らかにした。

特殊団長はイム・グァンヒョク水原地検安山支庁長(53・司法研修院26期)が務める。イム支庁長は大規模不正捜査に精通する「最精鋭特殊通」として知られている。

イム支庁長はソウル中央地検特捜2部長とき、キム・ジンテ検事総長就任後、初の大企業の捜査だったSTXグループ不正事件を引き受けてカン・ドクス前会長を拘束状態で裁判に渡した。以後、特殊1部長時代には李明博(イ・ミョンバク)政府の資源不正疑惑の捜査なども務めた。

イム支庁長は2005年、法務部の法曹界人材政策課長だったウ・ビョンウ前青瓦台(大統領府)民政首席の下で検事として働いた履歴がある。このため、イム支庁長は検察内の「ウ・ビョンウ人脈」に分類されたりもする。

捜査本部はソウル高等検察庁の庁舎に設置される。特殊団は大検察庁の傘下組織として設けられ、大検の反腐敗・強力部が特殊団を指揮する。現在、反腐敗・強力部長はハン・ドンフン検事長が務めている。

検察は、これまでセウォル号特別調査委員会で調査対象としていた部分を再度調べる見通しだ。

セウォル号惨事遺族で構成された4・16セウォル号惨事家族協議会は去る2日、国民告訴告発人大会を開き、彼らが「セウォル号惨事の責任者」として規定した122人を検察に告訴・告発する計画だと明らかにした。

この団体が作成したリストには、朴槿恵(パク・クネ)前大統領、惨事当時法務長官だった黄教安(ファン・ギョアン)自由韓国党代表、金淇春(キム・ギチュン)前大統領秘書室長などが含まれた。

 
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