中国、米国の関税打撃は避けられなかった・・・9月の輸出入「急減」(総合)

  • 中国9月の輸出1年で3.2%↓・輸入8.5%↓…対米輸出10.7%↓・輸入26.4%↓

[資料=海関総署]


米国と中国の間の貿易戦争が極に達した昨年9月、中国の輸出実績が市場の予想より大きく低迷したことが分かった。

14日、中国の海関(関税)総署によると、中国の9月の輸出額がドル基準で3.2%減少した。市場予想値(-3%)と前月値(-1%)にはるかに及ばない結果だ。月間減少幅は去る2月以来、7ヶ月ぶりに最も大きかった。

ただし、同期間の輸入も前月値(-5.6%)と市場予想(-5.2%)を上回る減少(-8.5%)を見せ、中国の9月の貿易収支は396億5000万ドル(約46兆9099億ウォン)の黒字で、その規模が前月より14%ほど増加した。

人民元の基準では同月の輸出が0.7%減り、輸入は6.23%減少した。その幅が輸出は前月値と予想値を上回り、輸入は下回った。

9月には米国と中国が関税爆弾を互いに交わし、貿易戦争が極限に達した時だ。米国は9月1日から年間1100億ドル規模の中国産製品3200品目に新たに15%の追加関税を賦課し、中国も「対抗措置」として750億ドル分の米国産製品に報復関税を課した。

最近、米国と中国が15ヶ月の間に貿易戦争の末に初めて「部分合意(スモールディール)」に到達したが、米国内では不満が高まっている。核心議題を排除したままで合意したうえ、従来の関税は依然として有効であり、追加の引き上げの可能性がまだ残っているという理由からだ。

ブルームバーグ通信は「このような輸出の弱化で中国経済に大きな負担になるだろう」とし、「中国の第3四半期の経済成長率は30年ぶりに最低値を記録するものと予想される」と見込んだ。中国の第3四半期の成長率が6.1%にとどまるという見通しだ。中国の成長率は第1四半期に6.4%、第2四半期には6.2%を記録した。

海関総署の李魁文報道官は、「最近、米中貿易交渉で友好的な結果を導出したが、米国との貿易紛争が中国の貿易に圧力として作用している」と述べた。

一方、長期化した貿易戦争の影響で今年第1〜3四半期の米中貿易も大きく萎縮されたことが分かった。去る1〜9月の中国の対米輸出は前年同期比10.7%減少した。同期間、中国の米国産製品の輸入も26.4%減少した。

 
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