[グローバル株式市場] 米中貿易交渉・FOMCなど主要イベントを控えて模様眺め・・・ニューヨーク株式市場は高安まちまち ダウ0.11%↑

[写真=聯合ニュース]


29日(現地時間)、米ニューヨーク株式市場が明日から始まる米中貿易交渉と今月末の米国連邦準備制度(Fed・FRB)の金利引き下げの決定を控えて模様眺めをみせながら強弱入り混じった状態で引けた。

ダウは前取引日比28.96ポイント(0.11%)上げた2万7221.41で終わった。S&P500指数は4.89ポイント(0.16%)下落した3020.98で、ナスダック指数は36.88ポイント(0.44%)下げた8293.33で取引を終えた。

同日、米通商代表部(USTR)のロバート・ライトハイザー代表など米国交渉団は中国に到着し、明日から二日間、中国側との交渉を再開する予定だ。

市場は米中両国が再び対面交渉を再開するという点については肯定的に見ているが、いつでも交渉が決裂する可能性があるという懸念に浮かれてばかりいられない状況にある。

モルガン・スタンレーのストラテジスト、マイケル・ウィルソン氏は報告書を通じて「過去18ヶ月の間、S&P500指数は現在ボックス圏を突破するために数回挑戦したが、依然としてボックス圏内にある」とし、「(グローバルな景気萎縮のリスクを勘案すると)最近上昇の勢いが再び崩れると見られる」と予想した。

一方、市場は現在、今月30日から2日間開かれる連邦公開市場委員会(FOMC)で、FRBが金利を下げると固く信じている。FRBが利下げを断行する場合、これは2008年の金融危機以降、10年ぶりに金利を引き下げることになる。

ドナルド・トランプ米大統領は市場が予測している「FRBの小幅な利下げ」に対して不満な様子だ。トランプ大統領は、一連のツイッターへの投稿で「小幅な利下げでは不十分だ(not enough)」と皮肉った。

欧州の主要株式市場は英国の株式市場を除いて下落で引けた。英国FTSE100指数は直前比137.55ポイント(1.82%)上昇した7686.61で終了した。ドイツのDAX指数は2.43ポイント(0.02%)安の1万2417.47を記録した。汎欧州指数のストックス50は0.89ポイント(0.03%)下落した3523.58で、フランスCAC40指数は8.95ポイント(0.16%)下げた5601.10でそれぞれ取引を終えた。

 
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