[独自] 現代車、「水曜社長団会議」新設・・・"IT企業よりもIT企業らしく"

  • - 現代-起亜自動車の社長団、毎週水曜日リーダーズラウンジ・・・未来の車の意思決定「コントロールタワー」

  • - 鄭義宣副会長「連結関係」を重視するIT企業のように水平-垂直的疎通を強調

  • - 休暇も自律化・・・「個人休暇連携制度」を通じて出張や休暇の同時使用

[写真=現代自動車グループ提供]


現代自動車グループの鄭義宣(チョン・ウィソン)統括首席副会長が急変する未来の車の市場に対応するため、「水曜社長団会議(リーダーズラウンジ)」を電撃新設する。「IT企業よりもIT企業らしく」を強調した鄭首席副会長が本格的に企業文化の革新に速度を出しているのだ。

今後、水曜社長団会議は環境にやさしいエコカー自動車市場の先制的対応のための「コントロールタワー」になる見通しだ。

12日、現代車グループによると、「リーダーズラウンジ」は現代自動車と起亜自動車の本部長級(社長)以上が参加する会議で、円滑な意思決定と情報共有を通じて業界に対応し、協力・疎通する文化が定着できるために設けられた。

リーダーズラウンジは毎週水曜日の午前行われ、月2回は社内のほかの問題とトレンド共有、残りは本部長RTM(Round Table Meeting)を通じて現代車グループの意思決定が議論される予定だ。リーダーズラウンジは迅速な意思決定と情報収集が重要になったエコカー市場で「シンクタンク」の役割をするものと期待される。

このような現代車グループの革新は、変わらなければ生存が難しいという業界の危機を反映している。自動車業界は最近変革期を迎えて、何よりも「連結関係」が重要になった。内燃機関車から電気自動車、自律走行車へと進化しつつ、自動車が単なる移動手段ではなく「IT技術の総集合体」になったためだ。

鄭副会長も最近役職員に「現代車グループが情報技術(IT)企業よりもIT企業のように変わらなければならない」と注文した。仕事のやり方を変えると、思考の革新もできると強調している。

実際に彼は就任後、定期人事廃止、定期採用廃止、外国人社長の任命、通勤時間の柔軟剤、自律服装の勤務制、職級および部署名称改編など、IT企業よりも柔軟な企業文化づくりに速度を出している。

特にリーダーズラウンジは去る8日、「90年生まれが来る」の著者特講に集まった社長団の要求も積極的に反映されたという。オン・オフラインで約700人の従業員が参加して行われた特別講義では、「ミレーニオル」世代に規定される90年生まれとの世代葛藤の解消をテーマにさまざまな議論が行われた。

休暇もIT企業のように変更することにした。自律的な勤務環境の中で創造的なアイデアを導出するIT企業のように、役員級に止まるのではなく、平社員も気にせず長期休暇を過ごすことができる雰囲気を作るということだ。

今月からすぐに現代車グループは「個人休暇の連携使用制度」を通じて、海外出張と個人の休暇をくっつけて使うことができるよう措置した。休憩が創造的思考を導くことができるきっかけになるという判断からだ。

役職員の海外出張の際、最初の出張日程を基準に出張と個人休暇をくっつけて使えば、現代車が帰国航空券をサポートする方式で進められる。また、役員たちも最大3週間年の年次休暇を使用するように推奨し、平社員も自由に休暇を使うことができる雰囲気を造成する計画だ。

財界関係者は「最近、3世の経営者たちが経営の前面に乗り出し、革新の声が高まっている」とし、「海外留学の経験が多い3世は、グローバル企業と競争するために何よりも硬直した企業雰囲気の改革を優先にしている」と述べた。
 
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