KAI、小型武装ヘリコプターの試製1号機の出庫…来年5月に初飛行

[KAI、小型武装ヘリコプターの試製1号機の出庫…来年5月に初飛行]



韓国航空宇宙産業(KAI)は18日、小型武装ヘリ(LAH)の試製1号機の出庫記念式を行い、本格的な試験評価段階への参入を知らせた。

2015年6月に開発に着手したLAHは4.9トン級の武装ヘリで、2016年8月に基本設計、2017年11月に詳細設計を完了したのに続き、今年11月に試製1号機を最終組立てた。

LAH試製1号機は2019年1月から地上試験を通じて主要系統およびシステムの安全性を確認し、5月の初飛行を皮切りに、2022年7月まで飛行試験を実施する計画だ。

一方、LAHと民需ヘリ(LCH)開発事業は産業通商資源省と防衛事業庁が共同推進する民・軍ヘリ統合開発事業だ。

特にKAIとエアバス・ヘリコプタが共同開発しているLCHは7月、フランスで初飛行を成功裏に終え、試験評価を受けている。

国産化品目を適用した試製2号機は来年上半期の出庫を目標にKAIで製作中だ。

LCHは最大15人が搭乗可能で、今後、警察、消防、山林など政府機関向けヘリはもちろん、乗客運送(VIP)、応急医療(EMS)、観光など多様な用途に活用されるものと業界は見ている。

LCHは2021年、LAHはトレーニングシステムを含めて2023年の開発を完了するという目標だ。

KAIは中型級のスリオンに続き、小型級のLAH・LCHの開発で、多様なプラットフォームを基盤としたラインアップを構築し、国内外の軍・民需ヘリ市場を拡大していく予定だ。
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