LG化学、基礎素材設備の高度化などに2兆8000億ウォン投資

[LG化学、基礎素材設備の高度化などに2兆8000億ウォン投資]



LG化学が基礎素材分野の事業構造の高度化に向けて2兆8000億ウォンを投資する。

その場合、年間3兆ウォン規模の売上増大はもちろん、建設期間の年250万人の雇用や設備稼働時の300人以上の雇用創出効果も期待される。

LG化学は23日、2兆8000億ウォンを投資し、麗水(ヨス)NCC(ナフサ分解施設)と高付加ポリオレフィン(PO)をそれぞれ80万tずつ増設し、忠清南道・唐津(タンジン)に未来の有望な素材の量産団地を造成すると明らかにした。

◆NCCや高付加POの増設に2.6兆ウォン投資

LG化学は2兆6000億ウォンを投資し、全羅南道の麗水工場の拡張団地内の33万平方メートル(10万坪)の敷地にNCC 80万tおよび高付加PO 80万tをそれぞれ増設して2021年下半期から量産する予定だ。

増設が完了すれば、LG化学のNCC生産能力(エチレン生産量基準)は330万tに拡大され、国内1位の地位をさらに確固たるものにすることになる。

高付加POは今回の増設とともに汎用製品ラインの転換を推進し、2022年まで生産能力を180万t規模に拡大する方針だ。 完成すれば、高付加PO分野でアジア1位およびグローバルトップ3企業に跳躍することになる。

LG化学の関係者は"今回の投資が事業構造高度化の一環で集中してきた高付加PO事業が安定化の段階を越え、本格的に成長する契機を作ることになるだろう"と説明した。

LG化学は現在、全体PO事業で約50%を占める高付加POを2022年まで75%規模に拡大するという目標だ。 これを通じて競争会社に対する生産規模や市場占有率で圧倒的な優位を先取りするという戦略だ。

高付加POはエチレンや高機能・エコ特性の触媒を基盤に生産されるポリオレフィン製品で、主に機能性フィルム及び自動車用プラスチック素材、機能性靴、高加工性パイプ、電線ケーブル被覆材などに使用される。

グローバル高付加PO市場は昨年、約13兆ウォン規模から2022年18兆ウォン規模へと年平均7%以上の成長が予想されている。 全世界でLG化学、ダウケミカル、エクソンモービルなど一部の企業だけが核心触媒技術などを保有しているため、進入障壁が高いの有望事業に分類される。

LG化学の関係者は"NCCや高付加POの増設を通じてエチレンなどの基礎原料から触媒、最終製品までの垂直系列化をさらに強化し、今後も安定的な収益性を創出できる基礎素材分野の中核事業として持続拡大していく計画"と話した。

◆未来の有望な素材の本格育成

LG化学は有望な素材事業化にも積極的に乗り出す。

LG化学は2000億ウォンを投入し、忠清南道唐津市の石門国家産業団地内の24万平方メートル規模の敷地に未来の有望な素材の量産団地を造成することにした。 未来の有望な素材は通常、産業用の超断熱、軽量化、高強度の素材などに分類される。

石門産業団地は計1200万平方メートル規模の複合産業団地開発地域だ。 LG化学は産業通商資源省などの政府機関と忠清南道及び唐津市の積極的な協力を通じて敷地を確保し、これを通じた地域経済活性化や雇用創出に貢献できるようになった。
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