​現代モービス、GM「今年の協力会社」に初選定…累積受注11億ドル

[​現代モービス、GM「今年の協力会社」に初選定…累積受注11億ドル]



現代モービスが北米最大の完成車メーカーのゼネラル・モーターズ(GM)から「今年の協力会社」に選ばれた。 現代モービスがGMの今年の協力会社に選定されたのは今回が初めてだ。

◆現代モービス、GM「今年の協力会社」に初選定…累積受注1.2兆ウォン

29日、関連業界によると、GMに統合スイッチモジュール(ICS)を納入している現代モービスは電装部門で今年の協力会社に選定された。 ICSはマルチメディアと空調装置を制御する核心電装部品だ。

GMはシャシ・パワートレイン・インテリア・電装など計10部門で3000社余りの1次協力会社を対象に品質・開発能力・革新性などを総合評価し、毎年、今年の協力会社を発表する。

現代モービスの関係者は"GMと数年間積み上げた信頼をもとに無欠点の製品競争力が認められたこと"とし、"特に未来車の中で中核的な役割を担当する電装部品での結実であるため、さらに意味が大きい"と説明した。

現代モービスは2010年、GMでICSを初めて受注した以降、これまで約11億ドル(約1兆1800億ウォン)を受注しており、小型乗用車から大型スポーツ・ユーティリティー車(SUV)に至るまでGMの主要車種に供給している。

現代モービスはICSのほかにも搭乗者の自動的感知センサー(AOS)、ドラム式駐車ブレーキ(DIH)などをGMに供給している。

◆グローバル受注活動に弾みつく模様

現代モービスは今年の協力会社の選定を機にGMの高位関係者を北米やメキシコの現地事業場に招待して別途のミーティングを推進するなど受注拡大に向けた努力を多角化する方針だ。

ジョン・ジョンフヮン現代モービス・車両部品営業事業部長(常務)は"技術と品質競争力はもちろん、供給の過程で形成した信頼関係が受注活動に大きな影響を及ぼす"、"グローバル顧客企業と強固な協力関係を築いてきただけに、未来車部品を中心に海外受注を拡大する"と強調した。

現代モービスがGMから認められた電装部品の競争力は北米と欧州の他の完成車メーカーに拡大されている。 特にICSはピックアップトラックとSUVの人気が持続されている北米はもちろん、欧州市場にも顧客層を広げ、現代モービスの代表マルチメディア受注品目に定着した。

現代モービスは米国のFCA(フィアットとクライスラー)にICSと類似した機能を担当するディスプレイ型マルチメディア・空調制御装置(DCSD)を2013年に初受注して供給している。

また、フランスのPSA(プジョーシトロエン)から2015年、ICSを初めて受注した。 現代モービスがドイツ自動車会社に続き、欧州自動車メーカーに顧客を多角化した初の事例だ。

一方、現代モービスは部品事業全体売上の40%以上を現代・起亜車以外のグローバル自動車メーカーから達成するという戦略を発表している。 このため、現代モービスはグローバルの現地工場を活用して未来車部品など受注品目を多角化する方針だ。 北米・欧州・日本などの完成車客のほかに中国など新興国と電気自動車メーカーなどからも供給先を拡大する計画だ。
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