3月の輸出515.8億ドルで、前年比6.1%増加


産業通商資源部は、3月の輸出額が515億8000万ドルを記録し、前年同月比6.1%増加したことを明らかにした。

輸出は2017年11月以降17カ月連続で増加し、先月の輸出実績は史上初の500億ドルを突破した。3月の一日平均の輸出は21億9000万ドルで史上最大である。

輸出単価も前年比17.4%増加し、16カ月連続で増加した。ただし、輸出量は家電・無線通信機器・自動車部品などの減少の影響で前年比9.6%減少した。輸出量は今年2月にも2.4%減少した。単価の上昇が物量の減少を相殺した。

第1四半期全体で見ても昨年の同じ期間より10.3%増加し、2016年第4四半期から6四半期連続の増加を示した。

産業通商資源部の関係者は“製造業景気好調持続に伴う交易の増加、情報技術(IT)景気好況を続け、原油価格と主力品目単価の上昇などが輸出増加に寄与した”と分析した。

品目別では、13代の主力品目のうち、半導体(44.2%)、コンピュータ(62.5%)、石油化学(0.8%)、石油製品(0.3%)など7品目の輸出が増加した。

自動車(-8.6%)、自動車部品(-11.1%)、無線通信機器(-15.5%)、家電(-22.0%)などは減少した。特に半導体は、高付加価値品目であるMCP(複合構造チップ集積回路)とSSD(次世代ストレージ)の輸出が史上最大の実績を記録し、史上初の単一品目月間の輸出100億ドルを突破した。

地域別では、EU(24.2%)、日本(9.7%)、中国(16.6%)、アセアン(2.2%)の輸出が増加した。

貿易協定の改正に伴う不確実性と競争の激化などで、アメリカ(-1.0%)、ベトナム(-3.3%)、中南米(-7.8%)、インド(-11.0%)、中東(-22.5%)などは減少した。アメリカは自動車や自動車部品などの輸出が減少した中で、半導体製造用機器部品、システム半導体、牛肉、オレンジなどの輸入が15.4%増加し、3月にアメリカとの貿易黒字が前年比41.5%減の10億5000万ドルを記録しした。

先月全体の輸入額は447億2000万ドルで、前年同期比5.0%増加した。貿易収支の黒字は68億7000万ドルを記録し、74ヶ月目の黒字行進を続けた。

産業通商資源部は、輸出の見通しについて“輸入規制の拡大、米中通商紛争の懸念、アメリカの金利引き上げに伴う金融市場・為替変動深化、新興国景気鈍化の可能性など、今後の輸出条件が容易でないため、綿密な監視が必要である”と述べた。

特に4月には、前年の輸出好調による基底効果と韓国GM事態などが下方要因として作用する可能性があると説明した。主要国の景気好調持続に伴う交易増加とIT景気好調、原材料価格の上昇などは輸出に友好的に作用すると評価した。

一方、産業通商資源部と関税庁が共同依頼して産業研究院が分析した「輸出の付加価値と仕事誘発効果」によると、昨年の韓国の輸出は名目付加価値355兆ウォンと仕事量322万の効果を誘発した。

輸出による付加価値誘発効果は2017年の実質国内総生産(GDP)成長率3.1%のうち1.6%ポイントほど貢献した。寄与率は50.7%である。

2017年の名目GDP(1730兆ウォン)に比べて、輸出の名目付加価値誘発額(355兆ウォン)の割合は20.5%で、2016年比で0.9%ポイント増加した。

2017年の輸出による仕事量は322万3000個、前年比7.7%(23万1000件)に増加した。これは同期間全体の賃金労働者数の16.3%である。仕事誘発効果の増加率(7.7%)は、同じ期間全体の賃金労働者の増加率(1.3%)の6倍に達した。

(亜洲経済オンライン)

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