[MWC 2018]SKテレコム、世界1位の量子暗号通信企業「IDQ」買収する

[[MWC 2018]SKテレコム、世界1位の量子暗号通信企業「IDQ」買収する]



SKテレコムが全世界で最も安全な5Gを構築するため、世界1位の量子暗号通信企業「IDQ」を買収すると26日(現地時間)、明らかにした。

「量子暗号通信」は量子の特性を利用した通信技術で、盗聴が基本的に不可能で、現存する最高の通信セキュリティ技術に挙げられる。

SKテレコムは約700億ウォンで、IDQの株式を50%以上取得し、1大株主地位を確保することにした。 追加でSKテレコムの量子技術研究所の現物出資を進めるなど全ての買収手続きを今年上半期内に終える予定だ。

SKテレコムは全世界の通信強国と競争で優位を占めるため、2016年から投資と協力関係を結んできたIDQを買収することに決定した。 SKテレコムは量子応用技術の特許と通信網運用の力量を持っていて、IDQは量子オリジナル技術の特許と多様な製品ラインナップを確保しており、相互間の相乗効果が期待される。

まず、SKテレコムはIDQが本来の技術開発と事業運営に専念できるよう、既存のCEOに経営を一任する。

IDQは2001年に設立されたスイス企業で、2002年、世界で初めて量子乱数生成器(QRNG)を発売し、2006年、世界で初めて量子キー分配(QKD)サービスを発売するなど量子暗号通信分野で「初」歴史を書いてきている。

IDQは量子暗号通信分野で中国を除いて、世界売上高と特許保有などで1位であり、10~20年経歴を持った30人余りの修士・博士級研究人材を保有している。

SKテレコムは「量子暗号通信」はもちろん、「量子センサー」分野の技術力も確保し、スイスIDQを足場にグローバル事業を本格的に拡大していく計画だ。
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