トランプ米大統領、8日午前「国会演説」・・・韓米同盟強調

[写真=聯合ニュース(8日午前11時20分、演説のために国会に到着したトランプ米大統領とメラニア夫人・Copyright 2017 The Associated Press. All rights reserved.)]

トランプ大統領の訪韓2日目である8日午前、ドナルド・トランプ米大統領の国会演説があった。米大統領の国会演説は1993年7月、ビル・クリントン大統領の国会演説以後24年ぶりだ。

トランプ大統領が今回のアジア地域歴訪中に国会演説をした国は韓国が唯一であり、この日、国会には国会議員たちと在韓外交使節団など550人余りが出席した。

丁世均(チョン・セギュン)国会議長の挨拶から始まり、11時20分頃、トランプ大統領は国会本堂にメラニア夫人と一緒に姿を現した。
 

[写真=聯合ニュース(丁世均国会議長と演説をしているトランプ米大統領)]

今日(8日)の米大統領の国会演説は生放送で中継された。トランプ大統領はまず韓国の経済成長と北朝鮮の環境や現状について長く語った。韓半島の平和のためにはより強力である必要があるとし、"これからは力の時代だ。平和を守るためには強くなければならない"と強調した。

特に北朝鮮の指導者キム・ジョンウンに対してのメッセージも伝えた。今の北朝鮮の体制を批判しながら独裁の指導者が誤った道を歩んでいると厳しく非難した。北朝鮮の残酷な形態を否定するためには世界各国が北朝鮮を支援することをやめるべきだと主張し、核の惨禍に世界を脅威する体制を絶対容認できないと主張した。また、無謀な挑発をやめて、非核化に向けた対話に乗り出すことを求めた。
 

[写真=聯合ニュース(Copyright 2017 The Associated Press. All rights reserved.)8日の昼、国立ソウル顕忠院を訪問したトランプ米大統領とメラニア夫人)]

35分間の演説でトランプ大統領は韓米同盟を強調した。"私たちは韓国がどの国よりもうまくいくことを望んでいる。そのために多くの努力を傾注している"と韓米同盟を再確認した。しかし、予想していた韓米自由貿易協定(FTA)の改正が必要だという米国の立場については特別な言及をしなかった。

トランプ大統領とメラニア夫人は訪問最後の日程として国立ソウル顕忠院を訪問し、顕忠塔に献花を終えて次の訪問国である中国へ向かった。

 
<亜洲日報の記事等を無断で複製、公衆送信 、翻案、配布することは禁じられています。>
기사 이미지 확대 보기
경북 포항시 경북 포항시
닫기