「世界経済の好況」に便乗できない韓国経済


世界経済が前例のない好況に興奮している。長い低成長トンネルをくぐって、経済成長率が徐々に回復している。グローバル市場はあちこちで肯定信号が検出されている。世界経済の好況は、韓国経済にも少なからぬ影響を与えるという点で関心が高まっている。

最近浮上した殺虫剤の卵などの食べ物の問題や挑発の水位が徐々に高まる北朝鮮リスク、8・2不動産対策で冷めてしまった内需市場が今年3%台の経済成長率の達成が浮上した。

専門家は、韓国経済の上昇を主導すべき確実な成長動力がないと、このような傾向が続けば、今年の3%台の成長率達成が容易ではないと警告した。

世界経済は、欧州や日本などを中心に巡航中である。ブルームバーグによると、第2四半期の経済成長率が急速に拡大していると予想した。これは成長が遅れれたユーロ圏と日本が良好な流れを見せているためである。

ユーロ圏(第2四半期2.5%)は、域内国家成長が広がっている。日本の(第2四半期4.0%)も内需景気が好調を見せて持続的な景気上昇期待が形成されている。

新興国では中国の上昇気流が目立つ。第2四半期の経済成長率が前年同期と比較して6.9%増加した。タイ、インドネシア、マレーシア、フィリピン、ベトナムなど東南アジア5カ国も昨年同期より5.2%上昇し、世界経済の流れに便乗した。

このように、新興国まで世界経済の好況に便乗したが、韓国経済は依然として不安感がいっぱいだ。5月に早期大統領選挙以降良くなるはずだった内需市場は、中国人観光客の減少など表面的な数値の低下に加えて、上昇の勢いに乗ることができない状況である。

下半期にはイ・ジェヨンサムスン電子副会長の実刑宣告などが経済上昇の足首を握っている。まだ、大企業への依存度が高い韓国経済構造のオーナーリスクが内需市場に及ぼす波及力が相当である。また、食品では殺虫剤の卵によって直撃弾を受けた。

ホン・ジュンピョ現代経済研究院研究委員は“経済重要な指標である民間消費の成長の寄与度はまだ低い。成長が建設部門に大きく依存している”とし“輸出景気と設備投資の拡張傾向がやや停滞している。今後の景気について楽観的に評価するのは困難で不安定である”と指摘した。

(亜洲経済オンライン)

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